学校評価
はじめに
本校は、平成21年4月に、厚生労働省が示した「看護師等養成所の教育活動等に関する自己評価指針作成検討会」報告書に基づき、平成21、22、23年度分の初めての自己点検・自己評価を行いました。平成24年度には、第三者(学校関係者)評価を受け、平成25年10月に第1回学校評価結果を公表しました。
厚生労働省の報告書では、3年を1クールとして、4年ごとに第三者評価を受けることになっているため、平成28年度に、第2回目の第三者評価を実施できるように計画しました。評価委員会のメンバーに、新たに課長補佐職の専任教員を加え、教務課長を中心に取り組みました。
今回報告する点検・評価結果は、平成25、26、27年度の3年間のデーターを収集・分析及びその課題の抽出をし、平成28年8月に、前本校副学校長等2名の方から第三者(学校関係者)評価を受けたところです。具体的には、平成24年度の評価結果からの重点課題である(1)卒業時の看護技術の到達度及び卒業生の看護実践能力の実態調査(2)地域住民との交流(3)教員の研究活動を中心に取り組みましたので、結果を公表します。
本校では、今後も継続的に点検・評価を行うことで、教育活動を改善し、より充実した看護教育の実施につなげたいと考えております。
1.自己点検評価の結果
厚生労働省「看護師等養成所の教育活動等に関する自己評価指針」に基づく評価(カテゴリー9領域、125項目)を行い、点検項目の評価は『1:当てはまらない』『2:やや当てはまる』『3:当てはまる』とし、カテゴリーごとに平均点を求めた。
2.今後の課題
- 経営・管理課程では、教室のAV設備を新しく整備し、経年劣化のある備品を計画的に買い換えることができた。また、トイレの改修も行い、学習環境が改善できた。今後も、計画的に施設と備品の整備に努めたい。
- 学生による授業評価は、授業評価実施マニュアルを作成し、評価基準を統一した。今後、評価結果を教員の指導技術及び、学生の興味・関心・学習意欲に繋げるようにしたい。
- 卒業時の目標到達状況は、計画的、段階的に評価できている。実習病院に就職した卒業生に臨床実践能力調査を実施し、活動状況の把握はできているが、実習病院以外について状況の把握はできていない。今後は、実習病院以外の調査を実施し、就職先との連携・交流を通して病院側からの学校への要望も把握するように努める。更に、実習病院との協力体制を進め、実習環境を整えたい。
- ホームページを適宜更新するなど広報活動を行っているが、地域交流の場は限定されている。学校を地域にPRする方法を検討すると同時に、地域のニーズの把握に努め、地域住民との交流を図りたい。
- 教員の研究活動ができる体制は十分ではないが、学内での発表、近隣看護学校の教員との協議会を通して計画的に研究活動ができている。今後も学会発表を行い、教員のキャリアアップに繋げる支援体制を整える必要がある。また、臨床と教育の乖離を解消し、看護教育と看護ケアの質の向上を図るためにも、市民病院と連携し、ユニフィケーション事業を進めていきたい。
この評価結果を踏まえ、各課題の改善を図り、毎年見直すとともに、教育の充実に努めてまいります。そして、学校の将来計画については、近隣で2校の大学が開校したので情報収集・分析に努め、長期展望をもち学校運営を行ってまいります。
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