1月号　新春を迎えて

　新年あけましておめでとうございます。

　市民の皆さまには、希望に満ちた新春をお迎えのことと、お慶びを申し上げます。

　昨年2月の選挙で、地域のトップリーダーである市長に就任させていただき、市民の皆さまの安心・安全のため、この地域の発展のために尽力する日々を過ごしております。

　平成17年の2市1町の合併時に作られた「新市建設計画」に沿って、市民の皆さまが日々利用される施設などの改修・整備が着実に実施されてきました。市役所も第二期工事に入り、自走式立体駐車場もオープンして、本町商店街に面した旧西分庁舎の改修完了を待つだけとなりました。春には、公園も整備されますので、暖かくなりましたら、真清田神社につながる中心市街地のにぎわいを体感していただくために、ぜひ市役所近辺に足をお運びください。

　また尾西市民会館のリニューアルも順調に進んでおり、4月には利用できるようになります。木曽川庁舎敷地内に建設中の木曽川文化会館も、秋にはオープンする予定です。文化や芸術の交流の拠点として、より多くの市民の皆さまに活用していただけることを期待しております。

　昨年は数多くの新たな取り組みにも手を付けることができました。新年は未来に向けた投資として、子どもたちが育つ環境・学ぶ環境を整えるために、さまざまな新しいプロジェクトにも取り組んでまいります。その一つとして、小中学生の保護者の皆さまの負担を軽減するため、4月から子ども医療費の市の助成を拡大し、保険診療分を「無料」にする準備を進めています。その場合、医療費が増加する懸念もありますが、子ども医療費の受給者証に「かかりつけ医・歯科医・薬局」を書く欄を設けたり、ジェネリック医薬品の希望シールを配布したりすることで、効率的・効果的な医療サービスの提供につながるものと期待しております。

　最後に、本年も皆さまが健康で明るくお過ごしいただきますことを、心からお祈り申し上げ、年頭のあいさつといたします。

「2016（平成28）年1月号 広報一宮」 掲載
※記事中の内容・数値などは掲載時点のものです。