6月号 道をつなぐ~便利なまちに~

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ページID 1019862  更新日 令和4年1月14日 印刷 

道をつなぐ~便利なまちに~

主要幹線となる道路の整備~国や県~

  道路の整備については、主要幹線道路(例:国道22号や155号、西尾張中央道)は国や愛知県が、それらを補う市内の幹線道路や生活道路は一宮市がそれぞれ担っています。

 近年は、幹線道路を中心に交通渋滞の発生が問題になっているため、一宮市は市道のネットワーク化や整備を進める一方で、地元自治体として主要幹線道路の渋滞緩和等の対策実施を国や愛知県に強く働きかけています。

新しいインターチェンジ~東海北陸と名神のジャンクションに~

 日本の大動脈の名神高速道路と東海北陸自動車道をつなぐ交通の要衝「一宮ジャンクション(JCT)」では、頻繁に渋滞が発生しています。

 また、東海北陸自動車道の一宮西インターチェンジ(IC)は片方向(南方面)だけの乗り口で、北陸方面へ行くためには尾西ICまで行かなければならないことも西尾張中央道の渋滞の要因になっています。このため、愛知県は平成20年度から一宮JCTの下に北陸方面に出入り可能なICの設置を進めています。

 IC完成までに数年を要しますが、一宮市ではIC周辺地域を都市計画マスタープランにおいて新たな工業・物流拠点と位置付けましたので、これから一層の企業誘致に取り組んでまいります。

新しいICの工事風景の写真
新しいICの工事風景

新しい木曽川の橋~新濃尾大橋~

 名神高速道路の木曽川下流で一宮市と羽島市を結ぶ「新濃尾大橋(仮称)」の建設が進められています。この工事は平成24年度に着手されましたが、川の中は10月~翌年5月の水が少ない季節にしか作業が行えないため、完成までには長い年月が必要です。現在までに、計画されている10基の橋台・橋脚のうち4基が完成したところです。この橋が完成すれば、濃尾大橋での渋滞が緩和されるほか、尾張と美濃の経済・文化の交流、活性化が図られ、災害時には緊急輸送道路として地域の安全・安心が確保されることが期待されます。

建設中の新濃尾大橋の写真
建設中の新濃尾大橋

新しい計画~名岐道路の高速化の調査~

 現在、名古屋高速道路は名古屋から「一宮中」入口まで整備されていますが、国道22号の慢性的な渋滞を緩和、解消させるためには岐阜県の岐南ICまで、名岐道路の高速化を図ることが必要です。

 一宮市ほか周辺自治体の働きかけが実を結び、国は平成29年度予算に高速化に向けた「調査費」を計上しました。事業化までには、都市計画決定、環境アセスメントなど様々な手続きが必要で、工事に着手できるようになるまで少なくとも4~5年はかかる見込みです。

国・県のプロジェクト地図

道をつなぐ~便利なまちに~

 この地域では以上のような大型プロジェクトが次々に進められています。一宮市としては、将来のまちづくりを見据え、地域の皆さまの声をお聞きしながら、国・県や周辺自治体等と連携して、事業の早期整備に向けて取り組んでまいります。


「2017(平成29)年6月号 広報一宮」 掲載
※記事中の内容・数値などは掲載時点のものです。

 

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