1月号　新春を迎えて

• 2018（平成30）年1月号　市長メッセージ「新春を迎えて」 （mp3 2.9MB）
  市長の声で録音した音声データです。

新春を迎えて

　あけましておめでとうございます。市民の皆さまにおかれましては、希望に満ちた輝かしい新春をお迎えのことと、お慶びを申し上げます。

　昨年も一宮市では、未来に向けて地域を元気にする様々な施策に取り組んでまいりました。

　子育て支援に関しては、一宮駅周辺で0～2歳児を保育する事業所の開設に力を入れました。保育の「待機児童ゼロ」を継続しつつ、小学生の放課後児童クラブも含めて、時代のニーズにあわせた子どもたちの居場所づくりを進めます。

　小中学校では、ソフトバンクグループ株式会社の支援により、人型ロボット「Pepper（ペッパー）」を27校に配置してプログラミング教育を始めました。また、校舎の改修やトイレの洋式化を進め、中学校には空調設備（エアコン）を設置しました。今年は全ての小学校に空調設備を設置する予定です。

　そして、悲しい交通事故を風化させないよう、引き続き“やめよう・ながらスマホ”を訴えながら、子どもたちが安心して登下校できるよう通学路のカラー塗装などの安全対策を進めてまいります。

　産業を元気にする取組みも数多く行いました。新たな企業の誘致としては、昨年13社が市の制度を活用した新増設を行いました。さらなる企業誘致には、道路などの環境整備も大切になります。慢性的な市内の渋滞を緩和・解消して、暮らしやすいまちにするためにも、名岐道路の高速化、新濃尾大橋、新インターチェンジなど道路プロジェクトの早期実現・完成に向けた国・県や周辺自治体等との連携を進めます。

　いよいよ東京2020オリンピック・パラリンピックに向けて盛り上がってきました。翌2021年に一宮市は100周年を迎えます。これから周年事業の準備を進めてまいりますが、一宮市を“行きたくなる・住みたくなる、にぎわいと魅力のある街”にして100年の節目を迎えたいと思います。

　最後に、本年も皆さまが健康で明るくお過ごしいただきますことを、心からお祈り申し上げ、年頭のあいさつといたします。

「2018（平成30）年1月号 広報一宮」 掲載
※記事中の内容・数値などは掲載時点のものです。