29年度の政策公約の状況を報告します

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ページID 1022885  更新日 2022年1月14日 印刷 

 27年2月の市長選挙で掲げた40項目の政策公約(マニフェスト)は、市民の皆さまとの約束であり、市政運営の基本となるべきものと考えています。
 平成29年度の実施状況を、中間報告としてお知らせします。

主な項目の取り組み状況

主な項目の取り組み状況(福祉・教育、環境・交通)

主な項目の取り組み状況(産業・経済、安全・安心、市政全般)

政策公約の取り組み状況(40項目)

福祉・教育

1 子育てを応援するため、学童保育を充実させます

  • 待機児童の解消を図るため、宮西児童館や外割田児童館、浅野校下の児童クラブ棟の新築・増築を行い、30年度からの定員をさらに計145人拡大しました。
  • 小学校1~3年生を対象に実施している放課後子ども教室を12校から22校にし、利用定員を400人拡大しました。

2 こども医療費の負担軽減に取り組みます

  • 28年4月診療分から小中学生の通院医療費(保険診療分)を無料にしています。

3 ICT(情報通信技術)について、プログラミングなど実験的・先進的な取り組みのほか、負の側面にも配意した情報モラル教育を実施します

  • ソフトバンクグループ株式会社が実施する教育活動支援プログラムに市内27校が参加し、人型ロボット「Pepper(ペッパー)」を活用したプログラミング教育を開始しました。
  • 情報モラル教育の一層の充実を図るため、子どもや保護者に向けた啓発活動のほか、教師向けの研修を実施しました。
  • 文部科学省委託事業「ネットモラルキャラバン隊」を活用し、市内小中学校の保護者を主な対象とした情報モラルに関するシンポジウムを開催しました。

4 小中学校の校舎の改修(エアコンの整備)など、学びの環境整備を進めます

  • 中学校普通教室等への空調設備(エアコン)の整備が完了しました。小学校についても30年度に実施予定です。
  • 小中学校の校舎改修工事(4校)、教室改修工事(12校)及びトイレ関係工事(2校)を実施しました。

5 保育所への複数同時入所の場合の支援を拡大します

  • 既に入所している園児の兄弟姉妹を同一園に入所しやすくするため、入所基準を見直しました。
  • 保育所などに3人以上入所している場合の全員の保育料を無料にしています。

6 新しい教育委員会制度に適切に対応します

  • 児童生徒の保護者の意見を反映し地域の実情にあった教育行政を進めるため、教育委員会の委員定数を4人から6人に増員し、うち1人は現役子育て世代から公募しました。
  • 新教育委員会制度のもとで教育委員会と連携を強め、総合教育会議を開催し、教育に関する諸問題の解決に向けて取り組んでいます。

7 市民病院を核とした医療体制をさらに充実します

  • 「地域がん診療連携拠点病院」として、質の高いがん医療を提供するために緩和ケア病棟の整備を進めています。
  • 心臓系疾患手術におけるハイブリッド手術室を備えた新棟の整備に取り組み、30年度の供用開始を目指しています。
  • 「地域医療支援病院」として、地域の医療機関との連携を推進するとともに、地域医療の水準向上のため、医師・看護師の確保に努めています。

8 障害者福祉の充実を推進します

  • グループホームの整備・運営を行う社会福祉法人などに対して、建設費の一部を2件補助しています。

9 健康寿命の長い地域づくりに取り組みます

  • 「すこやか健康づくり公園整備事業」として簡単な筋力トレーニングやストレッチなどができる健康器具を4公園に計13基設置しました。
  • 胃がん検診に内視鏡検査を追加しました。

産業・経済

10 一宮を“地方創生”リーダーに!アベノミクス地方創生メニューを活用します

  • 国の地方創生推進交付金を活用し、他の尾州エリアの自治体とも連携して尾州テキスタイル産業のブランド化を推進しています。

11 さらに産業基盤の整備を促進。企業誘致のために官民で連携した窓口を設けます

  • 一宮商工会議所、いちい信用金庫、尾西信用金庫と連携し、起業・創業支援を実施しています。
  • 事業所の新設・増設及び雇用の創出を図るため、市内に立地する企業に対し8件(29年1月~12月)奨励補助を行いました。

12 情報発信、イメージアップに官民で取り組むとともに、「一宮」「尾州」ブランドの強化を応援します

  • 尾州生地の製品に「尾州マーク」のタグ・織ネームを使用するためのルールを28年度に整え、29年度は計119,307枚を販売しました(12月末時点)。
  • 東京・渋谷区で開催された若い女性向けイベントでブースを設置し、地元出身の人気モデル・柴田紗希さんとともに「尾州」のPRをしました。
  • 渋谷区で期間限定のカフェ「BISHU CAFE」をオープンし、「尾州」ブランドと一宮モーニングの魅力を発信しました。

13 農業の6次産業化、農+商+工の連携を支援します

  • 国の6次産業化ネットワーク活動交付金を活用して、JA愛知西の米粉を使用した新商品の開発を支援しました。
  • 農産物を生産する農業者とそれを加工・販売する商工業者のマッチングを行い、農商工連携を支援しました。

14 個性あふれる商店街へ活性化を支援します

  • LED街路灯の設置費用を補助するなど、引き続き、商工団体等事業費補助金を交付しています。

15 一宮市「オープンデータ」を進め、専門家や企業等との協働を図ります

  • 28年度に、「一宮市オープンデータカタログサイト」を作成・公開しました。29年度は82件のデータを公開しています。
  • 名古屋大学とオープンデータをはじめとする情報通信技術(ICT)の活用について共同研究を進めています。

16 一宮の地域資源を活用して「いちのみや名物」を創出します

  • 市内で生産・製造された農産物、商品、製品を集めて、「いちのみや物産展」を開催するとともに、市内大型ショッピングセンターなどで販路拡大とPRを支援しました。
  • 「いちのみや応援寄付金(ふるさと納税)」について、寄付をいただいた方へ贈呈する「いちのみやの特産品」を60品目から96品目に拡大しました。

17 新しい“ビジネス特区・基地”を一宮に誘致します

  • 企業立地を促進するため、三ツ井地内の萩原多気線の道路計画案を策定しています。
  • 28年度に一宮木曽川IC付近に航空機・自動車関連の電気機器等設計・製造を行うダイトロン株式会社が進出し、今年度より企業立地奨励補助金を交付します。

安心・安全

18 防犯カメラなどの対策充実を支援します

  • 青色防犯パトロール団体へドライブレコーダーを貸与し、新たに4台のパトロール車両に設置されました。
  • 36の町内会などが設置した防犯カメラ104台に対し、設置費用の一部を補助しました。
  • 廃棄予定の公用車を、宮西連区防犯パトロール隊に1台無償譲渡しました。

19 防災について総合的にまとめたハンドブックを作成・配布します

  • 28年4月に作成した防災ハンドブックを活用し、主に町内会向けに防災講話を通じた啓発活動を実施しています。
  • 大規模災害に備えるため、西尾張地域の14市町村で災害対応に関する相互応援協定を締結し、近隣自治体との連携強化や応急復旧対策の充実を図りました。
  • 日本通運株式会社名古屋ロジスティクス支店・佐川急便株式会社中京支店と「災害時における緊急物資輸送等に関する協定」を締結し、迅速かつ効果的な緊急物資輸送体制を整備しました。

20 災害時などの市民への情報伝達手段を増やして確実なものとします

  • 28年度から拠点避難所(小中学校)61カ所にFMラジオを配備し、災害時の情報確保の体制を整えています。
  • 28年度から災害に関する緊急情報の発信や被災状況等の情報収集ができる仕組みとして、防災情報公式ツイッターを始めています。

21 総合的な治水対策を推進します

  • 準用河川千間堀川・川崎川の河川改良工事を実施しました。
  • 起小学校の流域貯留施設築造工事や小信調整池増設工事、木曽川西小学校の流域貯留施設の測量・設計を実施しました。

22 公共施設の耐震化、民間木造住宅の耐震化促進に取り組みます

  • 葉栗出張所・公民館の建替え工事、松降住宅の耐震補強工事を行っています。
  • 民間木造住宅の耐震改修費補助を24件受付けました。

23 老朽化公共施設の建替え期に合築するなど、柔軟かつ効率的なマネジメントを進めます

  • 橋梁の長寿命化対策を5カ所、公園の整備を17公園で実施しています。
  • 幹線道路の舗装修繕を進めています。

24 消防団庁舎の整備、団員の確保とともに、救急隊配置署所の増強や、救急救命士の養成を進めます

  • 小信中島分団庁舎の建替えに向け、測量・設計を実施しました。
  • 救急隊を配置した浅井・西成消防出張所統合庁舎の運用を4月から開始しました。
  • 救急救命士を2名養成しました。
  • 災害現場での被災者の一時退避所・消防隊の待機所として利用する支援車を一宮消防署本署に1台配備し、29年度(4~12月)は18回出動しました。

環境・交通

25 木曽川河川敷・周辺の整備を進めて「健康づくり」の拠点にします

  • 奥町区間(木曽川緑地)と木曽川区間(木曽川緑地公園)の遊歩道・自転車道などを計0.6km整備しています。
  • 質の高いスポーツ体験ができるよう、昨年に続き、関西7人制ラグビーフットボール大会、タワーパークマラソン等のスポーツイベントを開催しました。
  • 木曽川大堰(稲沢市 馬飼大橋)の水門操作の運用などの協力依頼を行い、国・県と一体となったキソガワフユユスリカ対策に取り組みました。

26 空き家対策など将来を見すえた住宅政策に取り組みます

  • 空き家等の未然防止、管理の適正化など総合的な対策をするため、司法書士会・土地家屋調査士会・宅地建物取引業協会と「空き家等対策に関する協定」を締結しました。
  • 協定を締結した関係団体の協力のもと、空き家に関する相談窓口を開設しました。
  • 空家等対策協議会の審議により、14件を特定空家等(著しく周辺に悪影響を及ぼす空家)と判断しました。今後は、所有者等への指導等、適切な処置を講じていきます。

27 公共下水道の整備を進めます

  • 30年度末までに人口普及率が67%に達するよう、引き続き整備を進めていきます。(平成29年3月31日現在の人口普及率 66.8%)

28 自転車や歩行者にもやさしい交通環境整備を進めます

  • 児童の安全確保のため、市内小学校区の40人以上の通学路等にカラー塗装整備を行いました。引き続き、29年度からの4年間で20人以上の通学路の整備を進めます。
  • 「ながらスマホ」の根絶をめざし、県・一宮警察署・市民ボランティアはじめ、各種団体と連携して啓発キャンペーンを実施しました。
  • 自転車や歩行者にもやさしい交通環境を整備するため、(仮称)一宮市自転車ネットワーク計画の策定に着手しました。

29 バス運行などについてデータを基に継続的な見直しを行います

  • i-バス「尾西南コース」を尾西庁舎へ乗り入れ、大和町・萩原町コースのダイヤ変更を行い、利便性を高めました。
  • 「一宮おでかけバス手形」などの一日乗車券の販売、公共交通マップの配布など、i-バスの利用促進を図りました。
  • i-タクシーの試行運行を期間を延長して実施しました。

30 より“市としての一体感”を感じられるように、幹線道路の整備を進めます

  • 木曽川玉野線の道路改築工事が完了しました。
  • 福塚線、今伊勢北方線の用地を購入するなど、幹線道路の整備を進めました。

31 国/県プロジェクトの着実な実施を働きかけます(新濃尾大橋(仮称)、日光川2号放水路、名鉄尾西線の高架化、北尾張中央道、名岐道路、萩原多気線など)

  • 名岐道路をはじめ、新濃尾大橋(仮称)、西尾張インターチェンジ(仮称)などの事業促進や早期事業化について国・県に対し要望しています。

市政全般

32 マイナンバー開始に適切に対応して、将来の“デジタル市役所”を見据えた検討を進めます

  • 市民や観光客など誰もが利用できるよう市内の公共施設など延べ94カ所のフリーWi-Fi環境を整備・運用保守しています。
  • 交通系電子マネー決済を市民課など3施設に加え、29年度は一宮スポーツ文化センターへ導入し、さらに一宮市スケート場へも導入予定しています。

33 行財政の「集中改革プラン」を推進します

  • 27年度に策定した行財政改革大綱(第3期集中改革プラン)に基づき、行財政改革を推進しています。28年度は2億9,450万6千円の財政効果が得られました。

34 木曽川文化会館の建設、尾西市民会館の改修を進めます

  • 文化創造の拠点となる木曽川文化会館ホール棟を建設し、28年10月に供用を開始しました。
  • 尾西市民会館のホール客席・トイレなどの改修を27年度に完了しました。

35 フットサル・ワールドカップ(2020年に向けて愛知県が招致活動中)、伊勢志摩サミット、東京オリ・パラ2020、のようなビッグ・プロジェクトに貢献します

  • 30年度に開催される全国高校総合体育大会(バスケットボール男子)開催のため、実行委員会を設立しました。
  • ラグビーワールドカップ2019チームキャンプ地として、出場チームに一宮市の情報が提供されることとなりました。

36 市民との協働の推進をさらに図ります

  • 市民が選ぶ市民活動支援制度や地域づくり協議会等の取り組みを推進し、多くの分野で市民との協働を推進しました。
  • 市政情報を若者に発信するため、広報、ウェブサイトなどの既存の手段に加え、LINEによる情報発信を開始しました。【LINE友だち数:1,863人(H29.12月末現在)】

37 市役所の柔軟化・活性化を進めます

  • 人材の有効活用と組織の活性化を図るため、庁内公募制度を採用しています。
  • 経済部に一宮ブランド戦略マネジャーを配置し、先進事例調査や企業とのネットワークを構築しました。

38 競輪場の跡地、多くの声をききながら実りある使いみちを探します

  • 一宮競輪場跡地利用事業プロポーザル選定委員会を設立し、12月に第1回委員会を開催しました。今後も、跡地の有効的な活用方法の決定に向け、事前準備を進めます。

39 第7次総合計画(10か年計画)を策定し、着実に実行します

  • 30年度から始まる第7次総合計画を策定しました。今後、計画の進捗状況も把握しながら計画を推進していきます。

40 “女性が輝く街”一宮を目指します

  • 女性が、地域・社会・家庭でその個性や能力を十分に発揮できるよう、就職応援セミナーや男性の家事・育児参画を推進するセミナーを定期的に開催しています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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