「愛知の市町村づくり補助金」を活用し、AI学習したシステムでの水道管劣化診断を行っています
ページID 1046258 更新日 令和4年1月20日 印刷
水道管の事故防止のため、埋設年度の古い水道管を中心に点検調査を行っておりますが、時間・費用の面から全ての水道管を一度に点検することができません。そこで、AI(人工知能)学習したシステムで埋設後30年経過した水道管1,055kmを2か年で劣化診断します。診断により得られた水道管ごとの劣化度合いを基に、リスクの順位付けされた水道管の漏水調査、診断結果を反映した効果的な水道管の修繕・改築を実施し、水道管を健全に保ち、市民に安全で安心した水道水を届けます。R3年度は、JR東海道本線以西(515km)を診断し、一宮市の診断モデルを構築し、R4年度は、R3年度で構築した一宮市の診断モデルでJR東海道本線以東(540km)を診断します。
AI学習したシステムでの水道管劣化診断とは
環境変数データと市が保有する水道管の情報を組み合わせて、AI学習したシステムで破損・漏水する確率を高精度に解析を行い、水道管の破損・漏水リスクを「みえる化」します。
「愛知の市町村づくり補助金事業」に採択されています
AI学習したシステムでの水道管劣化診断業務が、愛知県の「令和3年度元気な愛知の市町村づくり補助金(チャレンジ枠)事業」に採択されています。
この補助金は、市町村が行う先進的な新規事業に対して支援するものであり、本業務が、地中に埋設されている水道管の劣化状況を掘削することなく、AI学習したシステムで診断し、劣化対策するべき水道管の優先順位を決定でき、国内では6例目、県内では2例目となり、独自性・先駆性のある業務に該当し、愛知県が2030年度までに重点的に取り組むべき政策の方向性に示されている「危機に強い安全・安心な地域づくり」に関連することから補助金事業に採択されています。
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