令和3年7月8日報道発表「絵本『おばけのマール』シリーズ 一宮市を舞台にした最新作『おばけのマールとモーニングのあとで』の発行について」のお知らせ

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ページID 1041609  更新日 令和4年1月14日 印刷 

報道発表日 令和3年7月8日

概要

『おばけのマール』シリーズは三岸節子の夫・三岸好太郎の故郷札幌を舞台に、円山動物園や雪まつりなど札幌のさまざまな風物をテーマにおはなしが繰り広げられる“ご当地絵本”。マールは札幌の子どもたちの間で絶大な人気と知名度を誇り、シリーズは昨年15周年を迎え、すでに10作が出版されています。第4作『おばけのマールとちいさなびじゅつかん』(2008年)で、当館のパートナーシップ館である北海道立三岸好太郎美術館が舞台となったことが縁となり、本州で初めての原画展「さっぽろからやってきた!『ぼく おばけのマール』絵本原画展」(会期:2021年7月10日~9月1日)が当館で開催されることとなりました。

本展開催に合わせて発行されるシリーズ最新作『おばけのマールとモーニングのあとで』では、マールが初めて北海道を飛び出し、一宮にやってきます。一宮市民にはおなじみの観光スポットやあのキャラクターも登場するほか、全体を通して三岸節子および節子作品をオマージュした構成となっており、ストーリーを楽しみながら自然と郷土や三岸節子に親しんでいただける内容となっています。

石坂浩二さんの推薦文にもご注目!

「三岸さんなら画集も持ってますよ」と、推薦文の依頼を快くお引き受けくださった石坂浩二さん。若い頃から“色彩画家”として高く評価された三岸節子を踏まえた、あたたかく、とても味わい深いコメントをお寄せいただきました。

石坂浩二 いしざかこうじ
慶應大学在学中の1962年にテレビドラマ『七人の刑事』でデビュー、卒業後劇団四季に入団。NHK大河ドラマ『草燃える』『元禄太平記』などテレビドラマで人気を経て、1976年『犬神家の一族』の金田一耕助役に主演、以後市川崑監督でシリーズ化され原作ファンにも絶大な支持を受ける。
市川崑監督作品には『細雪』『おはん』『ビルマの竪琴』『忠臣蔵 四十七人の刺客』など多数出演。作家、司会者、クイズ番組の解答者としても活躍。

作者

絵/なかいれい

札幌生まれのイラストレーター。パンフレットや雑誌等のイラストを手掛ける。2005年より絵本「おばけのマール」シリーズの絵を担当。その後北海道立三岸好太郎美術館での絵本原画展はじめ講演会及びワークショップ、読み聞かせなど子どもたちに向けた活動を行う。
最新作『おばけのマールとモーニングのあとで』制作にあたっては、今年3月に一宮を訪れ、雨の中2日間にわたり現地取材を敢行し、真清田神社やツインアーチなどのスケッチを何度も重ねた。実際に市内の複数の店舗で食したモーニングメニューも絵本に反映されている。

文/けーたろう

札幌出身の謎の絵本作家。2005年より絵本「おばけのマール」シリーズのストーリーと文を担当。プラネタリウム番組の脚本・演出やWEBディレクターなども手掛けるが、いまだにたくさんの謎に包まれている。自身のインスタグラムで秘密を公開中。

出版情報

出版社:中西出版株式会社

発行日:令和3(2021)年7月10日(土曜日)

価格:1,320円(税込)
※当館のほか、札幌市内、一宮市内の書店でも販売

その他

  • 市内の保育園、幼稚園、小規模保育事業所、小中学校等に1冊ずつ配布します。
  • 本展開催に合わせ、市内図書館で下記の特集企画を実施します。

【中央図書館】
『おばけのマール』シリーズのほか、さまざまなおばけや怪談話を紹介し、夏を楽しんでいただきます。
会期:令和3(2021)年8月1日(日曜日)〜9月20日(月曜日)

【尾西図書館】
『おばけのマール』シリーズの特集展示のほか、児童書コーナーのいろいろなところにマールの絵を貼り、探していただきます。
会期:令和3(2021)年7月1日(木曜日)〜9月1日(水曜日)

『おばけのマールとモーニングのあとで』表紙

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