令和4年2月28日報道発表 19th JAPAN YARN FAIR & 総合展「THE 尾州」開催結果のお知らせ

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ページID 1047472  更新日 令和4年2月28日 印刷 

報道発表日 令和4年2月28日

19th JAPAN YARN FAIR & 総合展「THE 尾州」開催結果

 公益財団法人一宮地場産業ファッションデザインセンター(FDC)では、2月17日、18日の2日間、一宮市総合体育館において「19thJAPAN YARN FAIR & 総合展『THE 尾州』」を開催いたしました。
 来場者数を含めた開催レポートをお知らせいたします。

開催概要

会期:令和4年2月17日(木曜日)、18日(金曜日)(午前10時~午後5時)
会場:一宮市総合体育館
来場者数:2,329名(ビジネス1,924名、一般・学生405名)
※前回1,667名(ビジネス1,457名、一般・学生210名)

開催レポート

 公益財団法人一宮地場産業ファッションデザインセンター(FDC)は、2月17日、18日の2日間、一宮市総合体育館にて、19th JAPAN YARN FAIR(以下「JY」)&総合展「THE 尾州」を開催した。(※今回より開催期間を3日間から2日間に変更)
 FDCでは、リアルでの展示会開催にあたり、昨年同様、感染予防対策として、総合体育館正面入口にサーマルカメラを設置し、入場者の検温を行い、入場証として使用する名札ホルダーの使い回しも廃止した。また、換気のため定期的に入口や窓を開閉し、消毒液や感染予防を呼び掛ける看板を各所に設置した。
 JYの展示会場に関しては、会場中央といちい信金アリーナAに商談スペースを設置し、人の分散を図った。
 出展企業数は、35社1団体2大学(昨年22社・1団体)と大幅に増加した。また、今回より産学連携を支援する取り組みとして大学研究機関2大学が出展した。
 来場者からは、「出展企業数が増え以前のような活気に戻った」といった意見があり、また、他県から出展したメーカーからは、「尾州産地の新しい顧客に数多く来場してもらえた」との声も聞かれた。会場には、新素材や新たな技術を求める来場者と、それに応じる出展企業各社との間で活発な商談が行われ、「長引くコロナの影響で、ものづくりを停滞させたくない」「尾州産地のランドマーク的イベントとして来年以降も継続して開催してほしい」など、今後の地場産業に対する切実な声が数多く寄せられた。また、大学研究機関にも連日多くの来場者があり、関心の高さが窺われた。
 会期中には2,329名(内ビジネス関係者1,924名、一般・学生405名)が来場した。
 ビジネス関係の来場者は1,924名で前回の1,457名と比べ467名の増となった。
 業種ごとの内訳はテキスタイルメーカー24%、問屋・商社22%、アパレル・小売10%、その他繊維企業・団体学校行政等・他業種企業44%となっている。
 ビジネス目的以外の来場者である一般市民・学生に関しては、405名と前回の210名を大幅に上回った。これは、新型コロナウイルスの影響により、昨年中止となったオープニングセレモニー、ジャパン・テキスタイル・コンテスト(JTC)表彰式、布地や地場産品を販売する布の市を開催したことや来年度4月より一宮市立中学校で採用される新制服の展示を行ったこと等によるものと思われる。
 総合展「THE尾州」は、例年の(1)ジャパン・テキスタイル・コンテスト(JTC)2021優秀作品展(2)翔工房作品展(3)尾州インパナ塾作品展(4)ものづくりリレー作品展(5)尾州総合情報ポータルサイト「BISHU-JAPAN.com」(6)尾張繊維技術センター研究試作展(7)一宮商工会議所地域資源活用事業紹介コーナー(8)ハローワーク一宮相談コーナーなど従来からの出展に加え、(9)尾州マークコーナー(10)尾州のカレントコーナー(11)お城コレクション展示(12)ひつじサミット尾州コーナーなど、一宮市を中心とした尾州地域の多様な情報を来場者に訴求した。(1)、(2)、(3)、については、事前に撮影した動画を、展示会場内のモニターで放映するとともに、オンラインサイト「総合展『THE 尾州』ONLINE」にて配信した。
 また、総合展メインイベントとして、ファッション産業を代表する方々によるパネルディスカッション方式の特別セミナー「サステナブル素材の需要と傾向」(協賛 第一生命保険株式会社名古屋西支社)を開催した。(参加者104名)
 その他サテライト会場として尾州のカレント主催の「尾州のカレント展」(一宮市西萩原)を開催した。

JY&総合展「THE尾州」来場者内訳(カッコ内は前回実績) ※今回より2日間開催
 

テキスタイルメーカー

【ビジネス】

商社・問屋

【ビジネス】

アパレル・小売

【ビジネス】

その他

【ビジネス】

ビジネス

小計

一般

【一般】

学生

【一般】

一般

小計

総合計
初日

237

(145)

222

(130)

98

(27)

486

(178)

1,043

(480)

151

(82)

32

(17)

183

(99)

1,226

(579)

2日目

226

(153)

207

(115)

81

(36)

367

(155)

881

(459)

207

(30)

15

(9)

222

(39)

1,103

(498)

3日目※

-

(153)

-

(129)

-

(45)

-

(191)

-

(518)

-

(50)

-

(22)

-

(72)

-

(590)

合計

463

(451)

429

(374)

179

(108)

853

(524)

1,924

(1,457)

358

(162)

47

(48)

405

(210)

2,329

(1,667)

(注)「その他」は、繊維関連企業・他業種企業・団体・行政関係者を含む

その他来場者

〇総合展オンライン 430名(ウールマークカンパニーセミナーを除く)
〇尾州のカレント展 100名

 

JY&総合展「THE尾州」の様子

主な感染予防対策

  • 来場者全員に検温実施
  • QRコードを印刷したDMによる受付
  • 名刺ホルダーの使い回し禁止
  • 消毒液の各所配置と換気の徹底
  • 受付カウンターや商談用テーブルに衝立設置

感染症対策(サーマルカメラ)

総合受付

ヤーン・フェア会場

ヤーン・フェアを視察する大村知事(写真中央)と中野一宮市長(写真左)

尾州のカレント展会場

JTC2021優秀作品展の概要

 一般の部18点、学生の部16点を展示したほか、応募者の許可を得た作品をハンガー(137点)にして展示し、ビジネスマッチングを図った。また、一般社団法人日本アパレル・ファッション産業協会(JAFIC)の協力により、グランプリ等の受賞作品を元にクリエイター3名が製作した衣装3点も展示した。来場者からは「サステナブルの流れに沿った受賞作品が増えた」「広い産地からの応募になっている」といった声が上がった。

JTC2021授賞式

JTC2021受賞作品
JTC2021受賞作品(左から準グランプリ・グランプリ・新人賞)

JTC2021受賞作品

特別セミナーの様子

尾州インパナ塾作品展

翔工房常設展示

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このページに関するお問い合わせ

公益財団法人 一宮地場産業ファッションデザインセンター
〒491-0931 愛知県一宮市大和町馬引字南正亀4-1
電話:0586-46-1361 ファクス:0586-44-7455
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