一宮市農業担い手育成事業補助金について

一宮市農業担い手育成事業補助金とは

　一宮市は、農業の衰退や耕作放棄地の増加を防止するため、担い手となる農業者を支援しています。下表のとおり、補助対象となる事業の優先順位で設備投資に要する経費の20％を予算の範囲内で補助します。ご利用を希望される方は、必ず事前に農業振興課にご相談ください。

優先順位	対象事業	内容	補助限度額
1位	担い手確保事業	農業用施設機械等を導入	150万円
2位	生産新技術（ICT） 等促進事業	農業生産に係る新技術（ICT）等を先進的に導入	100万円
3位	農業経営拡大事業	経営規模の拡大または経営作目等増加のために農業用施設機械を導入	100万円

補助条件

全事業共通

• 一宮市の「人・農地プラン」若しくは「地域計画」に位置付けられている、又は農地中間管理機構を通して農地を借りている
• 一宮市内に住所を有し、市税の滞納がない
• 補助対象事業に要する経費の総額が10万円以上
• 過去に本補助金の同一事業区分の交付を受けたことがない（ただし担い手確保事業及び農業経営拡大事業に例外あり）
• 国、県及び市の他の補助金交付を受けていない（ただし融資に関する利子の助成措置を除く）

担い手確保事業

• 一宮市の認定新規就農者であること
• 新規就農者育成総合対策実施要綱別記2の第5の1の（1）のイの（ア）の研修機関で研修を修了した者又は先進農家若しくは先進農業法人で同等と認められる内容の研修（雇用を含む）を受けた者

※以下に該当する場合、過去に担い手確保事業で交付を受けたことがあっても2回目の申請は可能

• 認定新規就農者の認定期間終了後に認定農業者となった年度の翌年度から数えて4年度以内であること

生産新技術（ICT）等促進事業・農業経営拡大事業

• 一宮市の認定農業者であること

対象事業

担い手確保事業　（申請期間：5月1日～7月30日）

　農業を新たに始める農業者を対象に、農業用ハウスの建設やトラクター等の農機の導入にかかる費用に対して補助を行います。

生産新技術（ICT）等促進事業　（申請期間：8月1日～9月30日）

　CO2発生装置、自動運転田植え機、農業用ドローン、収穫ロボットなどの新技術を導入する費用に対して補助を行います。新技術に当たるかどうかについては個別にご相談ください。

 農業経営拡大事業　（申請期間：8月1日～9月30日）

　経営拡大のために必要な農業用施設や機械の導入にかかる費用に対して補助を行います。

　経営規模拡大とは水稲又は麦で15ha以上、施設野菜等で30a以上、露地野菜等で1ha以上の耕作面積となることとします。ただし、すでに達成している場合は、水稲又は麦で1.5ha以上、施設野菜等で10a以上、露地野菜等で30a以上耕作面積を増やすこととします。

　また、過去に農業経営拡大事業で交付を受けていても、水稲又は麦で4.5ha以上、施設野菜等で30a以上、露地野菜等で90a以上、さらに耕作面積を増やす場合は、2回目の申請が可能です。

• 一宮市農業担い手育成事業費補助金交付要綱 （PDF 260.0KB）
  補助制度の詳細はこちらをご参照ください。