特定外来生物「ヒアリ」について

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ページID 1020704  更新日 2021年4月28日 印刷 

ヒアリについて

 ヒアリはハチ目アリ科に属するアリの一種です。南米中部が原産ですが、現在では米国をはじめ環太平洋諸国に定着しています。もともと日本国内に生息していない外来生物です。毒性が強く、人が毒針に刺されても死亡することはまれですが、痛みやかゆみなど、人体への被害等を及ぼすことから「特定外来生物」に指定されています。

 このヒアリが、平成29年5月26日に尼崎市において国内で初めて確認されました。6月16日には神戸市ポートアイランドのコンテナヤードで確認されました。その後、東京・大井ふ頭のコンテナ内や横浜港の本牧ふ頭(横浜市中区)でも確認されました。

 愛知県では平成29年6月30日に名古屋港鍋田ふ頭コンテナターミナル(弥富市)敷地内で、平成29年7月10日には春日井市内で確認されました。

写真:ヒアリ
(画像:環境省)

ヒアリの特徴

  • 体長は2.5mm~6mm程度

  • 全体は赤茶色で腹部が黒っぽい赤色

  • 亜熱帯~暖温帯に生息し、草地などの比較的開けた環境を好む。

  • 土で直径25~60cm、高さ15~50cmのドーム状のアリ塚を作る。

  • 雑食性で、節足動物、小型脊椎動物、樹液、花蜜などを餌とする。
     

ヒアリを見つけたら

 市民の皆様が生活する地域にヒアリが生息している可能性は低いと思われますが、万が一、ヒアリと思われるアリを見つけた場合、強い毒を持つため触らないようにしてください。

 個体は、市販のアリ用殺虫剤で駆除は可能ですが、刺激せず、発見日時、発見者、発見場所及び発見時の状況について、環境省中部地方環境事務所野生生物課(電話052-955-2139(ダイヤルイン))または、愛知県環境局環境政策部自然環境課(電話052-954-6230(ダイヤルイン))まで連絡ください。

 

ヒアリに刺されたら

 ヒアリの毒への反応は人によって大きく異なります。刺された直後20~30分程度は安静にして、体調の変化がないか注意してください。

 体質によっては激しいアレルギー反応(アナフィラキシーショック)を引き起こす可能性があります。容体が急変したときは救急車を要請するなど、すぐに医療機関を受診してください。

添付ファイル

ヒアリに関する簡単な説明資料です。

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このページに関するお問い合わせ

環境政策課
〒491-0201 愛知県一宮市奥町字六丁山52番地 環境センター北館
電話:0586-45-9953 ファクス:0586-45-4450
お問い合わせは専用フォームをご利用ください。