一宮市の財務書類

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ページID 1003836  更新日 2024年3月29日 印刷 

新地方公会計制度

 新地方公会計制度は、従来から地方自治体で行われている現金主義会計(予算・決算制度)を補完するものです。
 発生主義会計の考え方を導入し、現金主義では見えにくいコスト情報・ストック情報を考慮することで、財政状況をより実態に近い形で把握することができます。 

 新地方公会計制度では、次のことが求められています。

 ○発生主義の活用・複式簿記の考え方の導入
 ○貸借対照表・行政コスト計算書・純資産変動計算書・資金収支計算書の四表の作成
 ○公営事業会計や第三セクターなどと連結した財務書類の作成

 近年は道路や水路などを含む公共施設の老朽化問題が広く注目されるなど、地方公会計制度の担う役割は大きくなっています。また、総務省は、全ての地方自治体に対し平成29年度までに新たな基準(以下「統一的な基準」)による財務書類の作成を要請しました。
 一宮市では、総務省の要請を受け、平成28年度決算分からこれまで準拠してきた「基準モデル」に代わり「統一的な基準」で財務書類を作成しています。

財務書類

 財務書類は、貸借対照表、行政コスト計算書、純資産変動計算書、資金収支計算書の4種類で構成されます。

○貸借対照表(BS)
 住民の財産として地方自治体が保有する財産、またその財産を形成するのに要した財源などのストック情報を記載しています。どこから資金を調達し、どのような財産があり、これまでどれだけ支出してきたか、今後どれだけ支出するのかという状況を一覧にしたものです。

○行政コスト計算書(PL)
 民間企業でいう損益計算書にあたります。地方自治体は民間企業と異なり利益を目的としていないため、地方自治体が1年間に提供した行政サービスの費用(=行政コスト)と、手数料などの収入(=収入項目)を明らかにしています。

○純資産変動計算書(NW)
 貸借対照表の純資産の部に計上されている数値が1年間にどのように変動したかを表している表です。

○資金収支計算書(CF)
 1年間の"見えるおかね"の流れ、収支を示すもので、市の歳入と歳出をその性質に応じて区分した表です。数字の捉え方は現金主義会計に似ています。

固定資産台帳

 固定資産とは、市が所有する土地・建物・工作物・物品・道路・水路・公園・ソフトウェアなどで、有形・無形にかかわらず全てのものが対象となります。ただし、使用期間が1年未満のもの、取得価格が50万円未満のものなどは除かれます。固定資産の取得から除売却に至るまでの経緯・情報は、固定資産台帳で管理しています。

令和4年度(統一的な基準)

令和3年度(統一的な基準)

令和2年度(統一的な基準)

令和元年度(平成31年度)(統一的な基準)

平成30年度(統一的な基準)

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このページに関するお問い合わせ

財政課
〒491-8501 愛知県一宮市本町2丁目5番6号 一宮市役所本庁舎5階
電話:0586-28-8960 ファクス:0586-73-9127
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