一宮市尾西歴史民俗資料館本館

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ページID 1005628  更新日 令和元年8月15日 印刷 

本館

 一宮市尾西歴史民俗資料館は、濃尾平野の大動脈である木曽川と美濃路が交わる起の地に、昭和61年に開館しました。美濃路起宿の歴史と文化にはじまり、毛織物産業の発展や鉄道敷設など、人々の生活とともに変容する起の町を紹介しています。また、起宿の脇本陣・船庄屋を務めた林家の旧宅(国登録有形文化財「旧林家住宅」)と、昭和初期に作庭された旧林氏庭園(国登録記念物)を一般公開しています。

写真:本館1

1階 常設展 美濃路と起宿

 美濃路は、江戸時代に東海道宮宿(熱田)と中山道垂井宿を結ぶ街道です。道中には名古屋、清須、稲葉、萩原、起、墨俣、大垣の七つの宿場が置かれていました。東海道の難所である七里の渡しや鈴鹿峠をさけることができ、徳川将軍の上洛、大名の参勤交代、朝鮮通信使や琉球使節の通行などにも利用されました。また、その重要性から、美濃路は幕府道中奉行の管轄下にありました。
 起宿は木曽川に沿って町並みが形成され、その木曽川を渡るための渡船場もありました。
 明治時代以降、起の町は未曾有の大地震(濃尾地震)に被災するなど、幾度もの転換期がありました。その中で、毛織物産業の発展や鉄道敷設、にぎやかな人々の往来とともに変わっていった起の町を紹介します。

お召船の写真

常設展示の写真

起宿の写真

2階 美濃路往来塾

 利用者の多様な興味や関心にこたえる学びの空間です。子どもたちが歴史や民俗、自然を自由に学ぶ空間「発見の森」、自治体史や街道に関する図書を閲覧できる図書コーナー、この地域で作られていた「冨田(起)土人形」や郷土の偉人を紹介する展示スペースがあります。

発見の森の写真

図書コーナーの写真

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博物館管理課 資料館グループ
〒494-0006 愛知県一宮市起字下町211番地
電話:0586-62-9711 ファクス:0586-62-9545
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