イタセンパラ(天然記念物)
ページID 1005616 更新日 2016年1月30日 印刷
【和名】イタセンパラ
【学名】Acheilognathus longipinnis
【分類】コイ目コイ科タナゴ属
イタセンパラはタナゴの仲間で、富山平野と淀川水系、そして濃尾平野の木曽川にしか現在生息してない日本固有種の魚です。昭和49年に国の天然記念物に指定され、種の保存法では国内希少野生動植物種として選定されています。密漁や外来種の増加、産卵する二枚貝の減少、生息環境の悪化などにより年々生息数が減っています。
昔から、歴史民俗資料館の周辺地域では「センパラ」と呼ばれ、木曽川周辺に暮らす人々にとっては身近な魚でした。歴史民俗資料館では、イタセンパラを市民のみなさんに広く知っていただき、その保護を通じて木曽川の環境や人々の暮らしの変化について伝えていきたいと考えています。
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