上水道（水質）　　よくある質問

質問一宮の水の硬度について教えてください。軟水ですか、硬水ですか？

回答

　水の硬度とは、石けんの泡立ちの具合に影響するカルシウムなどのミネラル分を数値化したものです。日本では1リットル中の炭酸カルシウムの量に換算して硬度を表示し、一般的に100ミリグラムが硬水・軟水の境目とされてます。（硬度の指標は国によって異なることがあります）
　国内では味の観点から水質基準値が設けられ、300ミリグラム以下とされていますが、200ミリグラムを超える硬水では、配管や水槽内に白い堆積物ができやすく、また加熱するとケイ酸との結晶が析出しやすくなります。

　日本の水道水の多くは表流水を水源とするため軟水に分類されますが、地下水では地中のミネラル分が溶けこんでいるため硬度が高いものもあります。

　一宮の水は伏流水や地下水を主な水源とし、硬度が平均40～50ミリグラム程度の軟水となります。また、一部の地下水では100ミリグラムを超える硬水となる所もあります。水源系統により数値は異なりますので詳しくは下記担当課までお問い合わせください。