「香害」をご存知ですか

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ページID 1043764  更新日 令和4年1月3日 印刷 

 「香害」とは、香水や合成洗剤・入浴剤・防虫剤・化粧品・芳香剤などに含まれる合成香料によって、さまざまな健康被害を生じることをいいます。近年では、この「香害」が原因となって、化学物質過敏症を発症する人もいます。
 香害、化学物質過敏症を正しく理解し、公共の場など多くの人が集まるところでは、香料の使用を控えるなどの配慮をお願いします。

化学物質過敏症とは

 洗剤、柔軟剤、アルコール消毒剤、芳香剤などの日常生活で私たちが何気なく使用している微量な化学物質に接することにより、頭痛やめまい、吐き気、 目や喉の痛み、皮膚の紅斑、かゆみ等の体調不良をおこす疾患です。

 いったん化学物質過敏症状になると、その後はわずかな化学物質にも過敏に反応し、健康被害の症状が現れるようになるという性質があります。
 また、発症などのしくみについては未解明な部分があり、治療方法なども確立されていません。

原因になる化学物質

  • 柔軟剤、洗剤、香水、芳香剤、化粧品類、整髪料、消臭剤
  • 防虫剤、殺虫剤、虫よけスプレー、農薬
  • 接着剤、塗料、ワックス、住宅建材
  • 排気ガス、粉塵、たばこ

 などの身の回りにあるすべての化学物質が原因となりえます。

ご理解とご協力のお願い

 化学物質過敏症の対処法は、症状を誘発する化学物質に近づかないこと(早期に離れること、滞在する時間を短くすること、使用を控えること)しかありません。

 化学物質過敏症の発症メカニズムが明確になっておらず、誰でも発症する可能性があり他人事ではありません。まずはこのような疾患があることをご理解ください。
 また、身近にも化学物質過敏症で苦しんでいる方がいるかもしれません。公共の場など人が集まるところでは、香料などの使用に配慮しましょう。

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保健予防課 生活衛生グループ
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