薬物乱用は「ダメ。ゼッタイ。」

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ページID 1040572  更新日 令和3年6月23日 印刷 

薬物乱用とは

薬物乱用とは、病院などで処方された薬やその他不正な薬物(大麻、覚醒剤、危険ドラッグ等)を「遊びや快楽を求めるため」、「悩みやストレスから解放されるため」といった社会のルールからはずれた方法や目的で使うことです。

 薬物を何度も使用することだけを意味するのではありません。薬物の不適切な使用は、たとえ一回だけでも「乱用」にあたります。

 

どうして薬物乱用はいけないのか

  • 精神的、肉体的依存性が非常に高く、心身に大きな障害を引き起こし、死にいたらしめます。
  • 薬物を使用した本人だけでなく、暴力事件や放火、殺人等の重大な犯罪を引き起こし、他の人を傷つけてしまいます。
  • 自分の意志ではやめられなくなります。
  • 法律できびしく禁止されていて、重い罰を受けます。
  • 大事な友人、家族を失うことにもなりかねません。

薬物乱用への甘い誘いに気を付けよう!ファッション感覚で始めるものではありません!

 こんな誘いは断りましょう

  • やせられるよ。
  • ただの栄養剤だよ。
  • とりあえず、預かってよ。
  • 最高の気分が味わえるよ。
  • 眠気がとれて、勉強ができるよ。
  • クスリでちょっと遊ぼうよ。
  • 1回だけなら平気さ。
  • みんなやってるよ。

「ダメ。ゼッタイ。」と断ろう!

 「薬物」の誘いには断る勇気を持つことが大切です!!

 本当にあなたを大事と思っている友人ならば誘ってきません!

 【もし、「薬物」の誘いがあったら・・・】

  1. まずは、きっぱり「NO!」と言おう!
  2. 無理なら、その場から逃げよう!
  3. おうちの方や学校の先生に相談しよう!

違法な薬物の種類

 覚醒剤、大麻、麻薬等があり、それぞれ取扱いが法令により規制されています。

 また、覚醒剤や麻薬に似た化学構造を持つ成分を含む物質が添加された物質を「ハーブ」、「アロマオイル」、「バスソルト」等と偽って販売している危険ドラッグがあります。

 危険ドラッグは、体への影響は麻薬や覚醒剤と変わりません。それどころか、覚醒剤や麻薬より危険な成分が含まれていることもあります。

「大麻」は脳に影響を与える違法な薬物です!

最近の傾向として、30歳未満の若年層の大麻乱用者が急増しています。

  • 日本では無許可の栽培や所持等は法律で禁止されています。
  • 大麻については、「身体への悪影響がない」「依存性がない」などの誤った情報が流れています。しかし、実際には脳に作用し様々な不具合を引き起こす違法な薬物です。
  • 乱用すると、記憶や学習能力が低下し、知覚を変化させます。乱用を続けることによって何もやる気がしない状態や人格の変容、大麻精神病等が引き起こされ、社会生活に適応できなくなることもあります。
  • 間違った情報に流されず、正しい知識で判断しましょう。
  • 誘われても大麻の使用は「ダメ。ゼッタイ。」と断る勇気を持ちましょう。

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