高齢期の「食事」に大切なこと

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ページID 1065851  更新日 2025年3月28日 印刷 

私たちの生活や健康に大切な「食事」

食事

 毎日、食事をおいしく食べていますか?

今日は何を食べたいですか?

「食事」は健康的に過ごすために欠かすことのできない大切なものです。

毎日の「食事」を大切にすることで元気はつらつな日々を過ごしましょう!!

 

高齢者の低栄養の要因とは

要因

 高齢になると、様々な要因により、食欲不振から体重が減少し、低栄養状態となることが少なくありません。老化による生理的変化として、口腔内の歯の欠損や義歯の不適合により食欲が減退することがあります。飲み込みが悪くなり(嚥下機能障害)、食事量が減ってしまうこともあります。また、高齢者は、多くの疾患が併存していることから、多くの薬剤が処方されており、副作用により食欲低下が起こっていることもあります。配偶者や知人との死別等による精神的なストレスも低栄養の要因となります。独居、高齢者世帯などの環境の変化や行動範囲の低下により、欠食や食物の摂取不足を招いていることも要因として挙げられます。

高齢期におすすめな「食生活」は?

 高齢期の食生活に関して「粗食のほうがいい」「肉や魚は食べなくていい」と耳にすることがありますが、その考えには注意が必要です!! 特に、75歳以上(後期高齢者)になると心身機能の低下が急激に進み、介護が必要な状態になりやすくなりますが、その最大の要因は、全身の栄養状態が悪いこと、すなわち「低栄養」にあると考えられています。 高齢期には「食事の回数や量が減る」「食欲がわかない」といったことがよくみられます。しかし、本人や家族が「高齢者は食が細いもの」などど考え、それを放っておくと、低栄養に落ちいる危険性が非常に高くなります。 

 では、低栄養を予防するにはどんな食事をするのが良いのでしょう。低栄養を予防し高齢期に減少しやすい筋肉量も維持するためにもたんぱく質が不足しないように心がけることが必要です。1日1食や2食などの偏りのある食生活ではなく、1日3食を規則正しく決まった時間に3食毎にバランスよく食べましょう。また、筋肉量の維持に欠かせないたんぱく質を多く含む食品を摂取し、エネルギー確保のために、主食となる米・パン・麺などを3食必ず摂ることを心がけましょう。

低栄養ポイント

一宮市では管理栄養士による栄養相談を随時おこなっています。

 一宮市では、保健センター、各地区での健康相談での管理栄養士による栄養相談を行っています。
健康づくりにぜひご活用ください。

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健康支援課 統括グループ
〒491-0867 愛知県一宮市古金町1丁目3番地 一宮市保健所1階
電話:0586-52-3858 ファクス:0586-24-9388
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