堀野兼司さん
ページID 1059192 更新日 2023年12月19日 印刷
愛知県岡崎市出身の堀野兼司(ほりのけんじ)さんは、結婚を機に一宮市へ移住し、その後、事業拠点も一宮市へ移転(Iターン)されました。現在は工務店を経営し、お客さんのライフプランも聞き取りながらの家づくりに取り組んでいます。
まちの規模や名古屋からの距離感など似ているところも多い岡崎市からの移住、どんな感想をお持ちか伺いました。
Q1.一宮に事業拠点も移されたいきさつは?
A1.こちらで、論語の勉強会に参加する機会があって、「何のために仕事をするか」とか「自分の得意なことを、自分が稼ぐ以外にどう生かすか」ということを学べたというのが大きいですね。「何のために」と自ら考える機会は、一宮市の方が多いと思います。
これだけの規模のまちでありながらそういう文化が残っているのは、すごいことだと思います。
Q2.一宮に住んでみていかがでしたか?
A2.程よく土や緑が見えるところは、岡崎市とあまり変わらないので、移住時のギャップはあまり感じませんでした。
ただ、せっかくいいところがたくさんあるから、もっとうまくアピールできたらいいのにとも思いました。地の利を生かした、もっと突出した特色のあるまちになってもいいかなと…。
商工団体にも入っているので、人と会うこと、「その課題はもう解決できるよ」と伝えられることは原動力ですね。こうしたアイデアを市内だけで展開しようと企画中です。そうすれば人が集まり、ビジネスも広がる、税収も増える。まちが持続していくと思います。
Q3.一宮の好きな場所、好きなところは?
A3.地場の喫茶店が好きですね。
お店が地元企業かどうかは気になりますね。チェーン店だと利益も税金も東京とか本社に持っていかれちゃう(笑)
人が集まるところが好きなので、いちのみや中央プラザも好きです。ゴルフの練習場もたくさんあっていいですよね。
Q4.一宮に移住を考えている方にメッセージをお願いします。
A4.交通アクセスもいいし、大きな病院もたくさんあるので、利便性は抜群に高いまちです。
これから一宮市でビジネスをしようという人にとっては、地域の課題がたくさんあるということは、それだけ需要があるということなので、チャンスはたくさんあると思いますね。
自給自足や地域経済循環について熱い思いを持っておられる堀野さん。これからやりたいことについてもたくさん語っていただき、「自分の得意なことを、自分が稼ぐ以外にどう生かすか」をまさに体現されていると感じました。それがなぜ一宮市で、の問いには「どこか一宮の人になっている部分はあるよね」と笑顔を見せました。
堀野さん、ありがとうございました。
取材時期:2023年12月
より良いウェブサイトにするために、ページのご感想をお聞かせください
このページに関するお問い合わせ
政策課
〒491-8501 愛知県一宮市本町2丁目5番6号 一宮市役所本庁舎6階
電話:0586-28-8952 ファクス:0586-73-9128
お問い合わせは専用フォームをご利用ください。