水道管の更新って必要なの?

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ページID 1059560  更新日 2024年3月29日 印刷 

水道管の長さはどれくらい?

 一宮市のすみずみまで水を届ける水道管(配水管)をつなげると、令和4年度末現在およそ2,444kmもあります。その距離は一宮市と北海道の知床半島を往復できる距離とほぼ同じ長さです。

【画像】水道管の長さ

水道管の老朽化が進んでいます

 水道管(配水管)は人口が増え、水道を使える区域を増やす必要があった高度経済成長期に多く作られました。そのため老朽化した水道管が多くなってきています。

 令和4年度末で、水道管2,444kmのうち820km(33.6%)がすでに法定耐用年数の40年を超えている状態です。

 

※法令で定められた年数で老朽化の目安となりますが、40年で直ちに管路の更新が必要となるわけではありません。

【画像】水道管の老朽化

水道管を取りかえないとどうなるの

 古い水道管を使い続けていると、水が漏れてしまって、最悪の場合は断水するかもしれません。また、昔の水道管は地震に弱いものが多いので、災害に強い新しい水道管に更新する必要があります。

 断水すると、手や顔が洗えず、歯磨きができず、お風呂にも入れず、トイレで水を流すこともできません。

【画像】水道管が破損すると

すぐに全部の水道管を取りかえることはできないの

 現在、年間約15kmのペースで取りかえていますが、市内2,444kmの水道管(配水管)を全て取りかえるとすると約160年かかることになります。

費用がかかる

 水道管の更新工事は1kmあたり1.3億円近くの費用が掛かります。一気に取りかえるには3,200億円近くの莫大な費用が必要であるため、老朽度や重要度などを加味して計画的に更新しています。

 また労務単価の上昇や資材価格の高騰により、工事費用は10年ほど前の約2倍まで値上がりしています。現在、新しい種類の耐震水道管を採用したり、水道管を今の水の供給に応じた小さいサイズに取りかえるなど、できるだけ費用が安価になるような工夫も行っています。

【画像】費用増額

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このページに関するお問い合わせ

上水道整備課 管路更新グループ
〒491-8501 愛知県一宮市本町2丁目5番6号 一宮市役所本庁舎10階
電話:0586-28-8624 ファクス:0586-73-9252
お問い合わせは専用フォームをご利用ください。