下水道の正しい使い方
ページID 1002029 更新日 2024年3月18日 印刷
下水道は自然や皆様の生活環境をよりよくするための公共の財産です。
下水道に汚水を流すときには、個人個人が十分に注意して、大切に正しく使用しないと施設が十分に機能しなくなり、故障原因者はもちろんの事、周辺の下水道使用者の方々にもご迷惑になります。
下水道に汚水を流すときには、次の点に注意しましょう。
台所では、野菜くずや残飯、廃油を流さないようにしましょう
野菜くずやご飯の残り、調理で使用した油などを流すと下水道管が詰まり、汚水の逆流などのトラブルの原因になります。
下水道に流さずなるべく使い切り、不要になった油は固形化や新聞紙などにしみこませるなどして適切に処理してください。
グリーストラップなど阻集器の適切な維持管理をしましょう(事業者のみなさんへ)
油、ゴミなどを除去する阻集器が設置されている場合(飲食店・ガソリンスタンド・美容院など)は、清掃を定期的におこないましょう。
グリーストラップに溜まった油脂・残さ物は熱湯で流さず、必ず除去してください。流し続けると油分が固まり、下水道管を詰まらせる原因となり、原因者だけでなく、周辺の市民生活に多大な影響を与えます。
水洗トイレにはトイレットペーパー以外のものは流さないようにしましょう
水に溶けない紙や紙おむつ、タバコやガムなどを流すと詰りの原因になります。また、トイレで流れる水の量は、汚物を流すのにちょうど適量になっているため、水の量をご自分で調整しないでください。流れる水の量が少ないと、汚物が十分に流れず、詰まったり悪臭発生の原因となることがあります。
節水型便器を使う場合は、配水管内で止まってしまうことがないことを確認してください。
洗濯機の排水先には注意してください。
洗濯機からの洗濯排水は、雨水の排水口ではなく、下水につながっているお風呂場などの排水口に捨ててください。
また、環境にやさしいせっけんを使いましょう。有機リンを含んでいる洗濯洗剤は、浄化センターでも完全に取り除くことができず、川や海をよごします。
危険物を流さないで
下水道へはガソリン、シンナー、石油、アルコール類など揮発性の高い危険物を流すと、爆発して大事故の原因となります。絶対に流さないでください。
廃油などの油類および薬品類(農薬・苛性ソーダ・硫酸など)の危険物を流されると、下水道管に付着して固まったり、処理場において、処理する微生物が減少し下水処理が困難になるなどの弊害を与えるので、このような油脂類や危険物も流さないように十分注意してください。
より良いウェブサイトにするために、ページのご感想をお聞かせください
このページに関するお問い合わせ
管路保全課 維持グループ
〒491-0032 愛知県一宮市下沼町3丁目2番地
電話:0586-73-8151 ファクス:0586-73-0302
お問い合わせは専用フォームをご利用ください。