「いちのみやゼロカーボンシティ」を宣言しました。
ページID 1054832 更新日 2024年4月11日 印刷
2023(令和5)年2月27日に開催された3月定例会の市政運営方針において「2050年二酸化炭素(CO₂)実質排出量ゼロ」を目指すことを市長が表明しました。
ゼロカーボンシティとは
2050年にCO₂(二酸化炭素)を実質ゼロにすることを目指す旨を、首長自らが又は地方自治体として公表した地方自治体のことを指します。
実質ゼロとは
CO₂(二酸化炭素)をはじめとした温室効果ガスの排出量と森林などによる吸収・除去量が均衡すること(排出量が実質ゼロ)をいいます。
いちのみやゼロカーボンシティ宣言
わたしたちのまち一宮市には、木曽川をはじめいくつもの河川があり、豊かな水辺環境を形成するとともに、社寺や農地などに緑地が散在しています。これらの自然環境は、木曽の清流と豊かな濃尾平野によってはぐくまれたものであり、先人のたゆまぬ努力によって維持されてきました。
近年、地球温暖化に伴う気候変動により、猛暑や大型台風など、私たちがこれまで経験したことのない異常気象によって災害が激甚化し、各地で大きな被害をもたらしています。地球温暖化の主な要因は、CO₂(二酸化炭素)をはじめとした温室効果ガスの増加であると考えられます。
2015年に合意された「パリ協定」では、「世界の気温上昇を産業革命以前と比較して2℃より十分低く保つとともに1.5℃に抑える努力を追求する」ことが国際的な目標とされました。また、我が国においても、「2050年までに温室効果ガスの排出を全体としてゼロにする、すなわち2050年カーボンニュートラル、脱炭素社会の実現を目指す」ことを宣言しました。
環境に対する意識が世界的に高まっていく中で、私たち一人ひとりが今まで以上に地球環境に強い危機感を持ち、脱炭素への取組を強化し、将来にわたって一宮市の豊かな環境を次世代に引き継ぐ必要があります。
そこで、一宮市は「2050年までに二酸化炭素実質排出量ゼロ」を目指し、市民・事業者・行政が協働し、一体となって脱炭素社会の推進と気候変動への適応の課題について果敢に取り組むことを決意し、「いちのみやゼロカーボンシティ」を宣言いたします。
2023(令和5)年2月27日
一宮市長 中野 正康
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