省エネ住宅
ページID 1065515 更新日 2025年2月14日 印刷
住宅による省エネ
家庭の省エネルギーを進めるうえで重要な要素である冷暖房エネルギーを少なくするためには、機器の使い方や省エネ性能の高い機器選択と並んで、住宅そのものを省エネ住宅にすることで、大きな効果を得ることができます。
住宅の省エネ性能
省エネ住宅とは、家庭のエネルギー消費において、約30%を占めている冷暖房のエネルギー消費を抑えた住宅です。
冬においては、室内の温かい空気が逃げないこと、夏においては、室外からの熱が室内に侵入しないことで、エネルギー消費を抑えることが必要です。
省エネ住宅を実現するためには、「断熱」、「日射遮断」、「気密」の3つが対策の柱になります。
また、単にエネルギー消費を抑えるだけではなく、室温を快適に保てることで、風邪や熱中症などの対策にもなるほか、部屋ごとの急激な温度変化によるヒートショックを避けることができます。
つまり、「省エネ住宅」とは、「快適な住宅」であるといえます。
断熱
断熱とは、建物や住宅の内部と外部の熱の流れを遮断して、快適な室温を保つことです。熱伝導率の低い物質で隙間なく施工することで、夏は涼しく、冬は暖かい状態を実現します。
窓の断熱が大事!
住宅の断熱においては、床・外壁・天井又は屋根を断熱材で隙間なくすっぽり包み込むことが必要です。
床・外壁・天井の断熱リフォームは大規模な改修が必要な傾向があります。
それに比べ比較的手軽にできる方法として、窓の断熱があります。
窓は熱の出入りが大きいため、断熱上の重要なポイントになります。
冬の暖房時に、室外に逃げ出す熱の約6割が窓などの開口部からで、夏の冷房時に室外から侵入する熱の約7割は窓などの開口部からです。
窓の断熱リフォームのすすめ

窓の断熱性能は、サッシとガラスの組み合わせにより決まります。
そのため、窓の断熱リフォームをする際には、3つの方法があります。
(1)窓(サッシとガラス)を断熱性能の高いものに交換する。
(2)既存のサッシはそのままでガラスを断熱性能の高いものに交換する。
(3)既存の窓の内側にもう一つ窓をつける(内窓)
日射遮熱

日射遮熱とは、屋根や外壁、窓などから侵入する日射を遮断して、冷暖房の負荷を抑制することをいいます。
夏に室内の温度が上がる最も大きな要因が、外部からの日射熱です。
窓の内・外にブラインド・植栽・遮熱複層ガラスの設置等をすることにより、太陽熱を遮断することが大切です。
また、庇やオーニング(日除けテント)の取り付けは、太陽高度の高い南側の窓では特に効果的です。
気密
住宅に隙間があると、その隙間を通じて空気が出入りすることで熱が室内外で移動します。
この空気の移動による熱の移動を少なくするために隙間を減らすのが気密対策です。
ただし、気密対策だけをすると室内環境が悪化しますので、必要な換気量を確保しつつ、過剰な空気の移動を減らすことが重要です。
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