観光案内 島文楽
ページID 1004918 更新日 2024年3月21日 印刷
文楽は、
文楽人形の最大の特徴は「三人遣い」で、その中心になる人を「
島文楽は「島デコ」の愛称で親しまれてきました。伝えられている人形は、安土城竣工祝の際、織田信長に召された渡辺弥四郎なる人が操ったものと言われています。慶応3年(1867年)、弥四郎から14世の子孫にあたる常助から、人形一揃いを葉栗郡大毛村(現一宮市大毛)の人々が買い取ったものの、若者たちが人形芝居に夢中になって農事を顧みないので、数年ならずして隣村の島村に譲り渡しました。それ以後、島村では三宅村(現岐南町)へ身を寄せていた人形遣いの名人などの指導を受けて芸を磨いたと言われています。人形はこのほか、明治初年に岐阜座から買い受けたものなど、一時は100点を超えるほどにもなりましたが、現在は60点ほどになっており、このうち36点が市指定有形民俗文化財となっています。
公演は、毎年8月に市民会館で開催される「いちのみや民俗芸能のつどい」、市博物館での定期公演のほか、不定期で年に数回行っています。
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