一宮市消費者教育推進事業

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ページID 1017057  更新日 2020年4月20日 印刷 

愛知県立一宮商業高等学校における消費者教育推進事業について

 見出しのことにつきまして下記のとおり報告いたします。
 

事業目的  

 高校生の消費者力の向上を目指し、社会人になる前に必要な消費者問題に関する知識を習得することにより、消費者問題に対して、自主的かつ合理的に行動し、消費者の権利を行使し問題を解決できる「自立した高校生消費者」の育成を図ります。
 

事業内容  

 社会人になる前に必要な消費者問題に関する知識の習得をするため、既存の授業内容を補完するプログラムにより一体的な消費者教育を実施します。

授業風景

授業風景(1)

授業風景(2)

事業報告

 この事業は一般社団法人消費者力開発協会に業務委託し、県立一宮商業高校をモデル校として実施しました。消費者力開発協会は、一宮市、県立一宮商業高校との三者協議により当事業用のプログラムを立案、授業で活用するオリジナル教材を作成し、その成果を報告書にまとめました。

成果の評価方法

 授業終了後にアンケートを配布し回答を集計・分析するとともに、質問票を事前に配布した上での面談によるヒアリング調査を行いました。

調査内容

 実施したアンケート調査とヒアリング調査は以下のとおりです。

アンケート調査
対象者

 2年生(全クラスに配布し回答者は232名)
 3年生(最終授業日の参加者10名に配布し回答者は9名)

 消費生活のあり方を考える点の質問では、9割の生徒が参考になったと回答し、授業後の変化についての質問では、多くの生徒が消費者問題に対し興味・関心を持つようになったことが分かりました。

ヒアリング調査
対象者

 教師(授業とのリンクを企画し実施)
 教頭(該当授業での立ち会い)
 講師(モデル校に出向き授業を担当) 

まとめ

 最大の成果の一つは、学んだ消費者教育の内容を友達や家庭で話し合うインフルエンサー(他に影響を及ぼす人)の育成が顕著に見て取れたことです。課題としては、単年の事業ではなく通年での教育体系が必要であることが分かりました。

 消費者問題に直面したとき、自主的かつ合理的に行動し、消費者の権利を行使し問題を解決できる「自立した高校生消費者」の育成は、すぐに取り組むべき課題であることを学校が気づくきっかけにもなりました。

教材等

  • この教材等については、消費者教育を推進する目的において、ご自由にお使いいただけます。
  • この教材等は無料でお使いいただけますが、著作権は一宮市が所有しております。

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このページに関するお問い合わせ

観光交流課 消費・計量グループ
〒491-8501 愛知県一宮市本町2丁目5番6号 一宮市役所本庁舎9階
電話:0586-28-9148 ファクス:0586-73-9135
お問い合わせは専用フォームをご利用ください。