熱中症予防

熱中症予防について

熱中症とは

　熱中症とは、高温多湿な環境に長時間いることで、体温調節機能がうまく働かなくなり、体内に熱がこもった状態を指します。
　屋外だけでなく室内で何もしていないときでも発症し、救急搬送されたり、場合によっては死亡することもあります。

熱中症の症状

• めまい、立ちくらみ、生あくび、大量の発汗、筋肉痛、筋肉のこむら返り

症状がすすむと、

• 頭痛、嘔吐、倦怠感、判断力低下、集中力低下、虚脱感

熱中症予防のために

暑さを避ける

室内では

• 扇風機やエアコンで温度を調節する。
• 遮光カーテン、すだれ、打ち水を利用する 。

外出時には

• 日傘や帽子を着用する。
• 日陰を利用する。
• こまめに休憩する。

からだの蓄熱を避けるために

• 通気性のよい、吸湿性・速乾性のある衣服を着用する。
• 保冷剤、氷、冷たいタオルなどで、からだを冷やす。

こまめに水分を補給する

• 室内でも、外出時でも、のどが渇いていなくても、こまめに水分・塩分、経口補水液などを補給しましょう。

熱中症特別警戒アラートについて

都道府県において、すべての暑さ指数情報提供地点における、日最高暑さ指数（WBGT）が35に達すると予測される場合に前日の14時に発表されます。

熱中症特別警戒アラート発表時の予防行動

　広域的に過去に例のない危険な暑さ等となり、人の健康に係る重大な被害が生じるおそれがあります！！

• 自分の身を守るだけでなく、危険な暑さから自分と周りの人の命を守ってください。

• 自ら涼しい環境で過ごすとともに、高齢者、乳幼児等の熱中症にかかりやすい方がエアコンのある室内等の涼しい環境で過ごせているか確認してください。

• 校長や経営者、イベント主催者等の管理者は、すべての人が熱中症対策を徹底できているかを確認し、徹底できていない場合は、運動、外出、イベント等の中止、延期、変更等を判断してください。

• 今まで普段心がけている熱中症予防行動と同様の対応では不十分な可能性がありますので、今一度確認し、十分な準備や対応をしてください。

　※暑さ指数（WBGT）とは、気温、湿度、輻射熱（日差し等）、風等から成る熱中症の危険性を示す指標です。

熱中症警戒アラートについて

熱中症警戒アラートは熱中症の危険性が極めて高い暑熱環境（暑さ指数WBGT33に達する）になると予測される場合に前日の17時、または当日5時に都道府県ごとに発表されます。

熱中症警戒アラート発表時の予防行動

• 外出はできるだけ控え、暑さを避けましょう。
• 熱中症のリスクが高い方に声をかけましょう。
• 普段以上に「熱中症予防行動」を実践しましょう。
• 外での運動は、原則、中止・延期をしましょう。
• 暑さ指数（WBGT）を確認しましょう。

熱中症警戒アラート等メール配信サービス

環境省・気象庁が発表する熱中症特別警戒アラートと熱中症警戒アラートの情報を、メールで配信するサービスが無料でご利用になれます。

熱中症警戒アラート情報を直接受け取ることで、早めに熱中症予防対策をしましょう。

• 熱中症警戒アラート等のメール配信サービス（無料）（外部リンク）

 

※情報取得にかかる通信料（利用登録、ウェブサイトの閲覧、メール送受信時に発生する料金）は利用者の負担となります。
※2024年4月24日（水曜日）から10月23日（水曜日）に実施される、熱中症警戒アラート等の配信サービスはバイザー株式会社による外部サービスです。

熱中症に関する情報

環境省

• 環境省熱中症予防情報サイト（外部リンク）

厚生労働省

• 熱中症予防のための情報・資料サイト（外部リンク）
• 熱中症関連情報（外部リンク）

気象庁

• 熱中症から身を守るために（外部リンク）