令和3年4月7日報道発表「コレクション展(常設展)「静物へのまなざし」の開催(新収蔵作品 三岸黄太郎作《静物》の公開)、および「せつこっこクラブ4月・5月」の開催について」のお知らせ

ツイッターでツイート
フェイスブックでシェア
ラインでシェア

ページID 1040150  更新日 2021年4月7日 印刷 

報道発表日 2021年4月7日

1.コレクション展(常設展)「静物へのまなざし」

画業前半は静物画家として、渡欧を経た画業後半は風景画家として、二度の絶頂期を迎えた三岸節子。最晩年に帰国してからは、そのまなざしを再び静物へと向けています。身近なモチーフに愛情を注いだ、節子の静物画を中心に紹介します。
【特集展示】心象の画家 三岸黄太郎
渡欧以降、常に節子に寄り添い、支え続けた長男・三岸黄太郎(1930-2009)。彼もまた20代前半から本格的に絵を描き始めました。「私の絵は目を楽しませる。黄太郎の絵は心を楽しませる」と節子が評した、独特な静謐な空気を纏う黄太郎作品を合わせて紹介します。また、2019年に寄贈された新収蔵作品、三岸黄太郎《静物》も初公開いたします。三岸節子《作品2.》《作品3.》と同じ時期(1991年頃)に、同じ場所(神奈川県大磯町のアトリエ)で、同じモチーフ(瓶)を描いておりますので、母子の作風の対比をお楽しみください。

三岸黄太郎《静物》1991年頃
45.0×53.0cm、油彩・キャンバス
寄贈者 水谷宣美(みずたにのぶよし)様
寄贈日 2019年11月

会期・開館時間

令和3年4月13日(火曜日)~7月4日(日曜日)
午前9時~午後5時(入館は4時30分まで)

会場

一宮市三岸節子記念美術館 常設展示室

観覧料

大人320円、高大生210円、中学生以下無料

休館日

月曜日(ただし5月3日は開館)、4月30日(金曜日)、5月6日(木曜日)

展示数

油彩等 29点(会期中に一部展示替えがあります)

関連行事

学芸員によるガイドツアー
日時:4月22日(木曜日)、5月13日(木曜日)、5月27日(木曜日)、6月10日(木曜日)、6月24日(木曜日) 各日午後2時~
参加費:無料(要観覧券)
申込み:不要(当日直接会場)

2.せつこっこクラブ4月・5月

「せつこっこクラブ」は、子どもたちに三岸節子作品やアートに親しんでもらうため、美術館で毎月1回を目安に開催しているワークショップです。

せつこっこクラブ4月「親子で描いてくらべてみよう」

コレクション展「静物へのまなざし」で展示されている三岸節子作品《作品2.》《作品3.》と、息子・三岸黄太郎の作品《静物》(前述の新収蔵作品)が、同じ時期(1991年頃)に、同じ場所(神奈川県大磯町のアトリエ)で、同じモチーフ(瓶)を描いていることから、参加者親子で1つの同じモチーフを見て、横長の1枚の紙に横並びにそれぞれ描いてみます。三岸親子のように、同じときに同じ場所で同じモチーフを描いても自然と湧き出る「個性」や「違い」を楽しみましょう。
日時:4月29日(木祝) 午後2時~4時
参加者:年少~小学6年生とその保護者等 8組16名
※4月16日(金曜日)まで申込みを受付け、抽選により参加者を決定

せつこっこクラブ5月「尾州の布でこいのぼりを作ろう」

尾州織物の生産地として知られる一宮。節子の実家もまた、大正時代まで毛織物工場を経営していました。好きな尾州の布を選び、型紙にあわせて切り、オリジナルのうろこやひれ、目を貼り付けてこいのぼりを作ります。作った後は、参加者のこいのぼりを糸でつなげ、美術館の外で泳がせてみます。
日時:5月5日(水祝) 午後2時~3時30分
参加者:年少~小学6年生 12名
※4月16日(金曜日)まで申込みを受付け、抽選により参加者を決定

より良いウェブサイトにするために、ページのご感想をお聞かせください

このページに問題点はありましたか?(複数回答可)
       

このページに関するお問い合わせ

博物館管理課 美術館グループ
〒494-0007 愛知県一宮市小信中島字郷南3147番地1
電話:0586-63-2892 ファクス:0586-63-2893
お問い合わせは専用フォームをご利用ください。