あれっ?救急車を呼んだのに消防車が!?

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ページID 1000495  更新日 2016年1月28日 印刷 

 救急車を要請したのに消防車が先に到着することがあります。「えっ?救急車を頼んだのにどうして消防車が来たの!?」と驚かれるかもしれませんが、安心してください。これは心肺機能停止状態となった傷病者の救命を図るために迅速な心肺蘇生法(気道確保、人工呼吸、胸骨圧迫)の実施が重要であることから、119番通報時に心肺機能停止状態と思われる場合には消防車と救急車が同時に出動するからなのです。消防車が出場することにより消防隊員による救命処置の実施や救急隊員へのサポート等が行われ、救命率の向上が期待されます。貴い生命を救うために行政サービスと市民生活の安全に努めますので、市民の皆様のご理解とご協力をお願いします。

イラスト:救急車と消防車の隊員が急病人の応急処置をしている

次のような場合にも消防車が救急現場に行くことがあります。

  1. ドクターヘリを要請した救急事案が発生したとき。
  2. 初動時に複数の救急隊を必要とする救急事案が発生したとき。
  3. 国道等で救急事案が発生したとき。
  4. 同時に多数の傷病者が発生したとき。

消防車同時出場で次のような救急効果が期待されます。

  1. 消防隊の救護処置が可能となり、救急隊到着前に素早い救命処置ができます。
  2. 悪条件下での搬送を補助し迅速な傷病者搬送、救急資機材搬送等が可能となります。
  3. 消防隊が現場の安全確保や情報収集等を実施することにより、救急隊員が救命処置に専念できます。

(注)消防隊には、救急技術の資格者が1名以上乗車します。

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消防本部消防救急課
〒491-0862 愛知県一宮市緑1丁目1番10号
電話:0586-72-1103 ファクス:0586-71-1191
お問い合わせは専用フォームをご利用ください。