通電火災について注意喚起
ページID 1036050 更新日 2024年6月18日 印刷
通電火災とは
通電火災とは、地震や水害による停電の後、電気が復旧した時に起きる火災です。
近年、台風や豪雨、地震などの自然災害により、大規模かつ長時間に及ぶ停電が発生しており、「通電火災」の発生が懸念されています。阪神・淡路大震災では、原因が特定された建物火災の約6割が通電火災によるものでした。通電火災は住民が避難し、誰もいなくなったところで電気が復旧して起こります。
出火のメカニズム
風水害発生時
- 浸水や雨漏りによって、電化製品の基板などが損傷した状態で電気が復旧した時に、ショートして発火する。
- コンセントに水分が付着した状態で電気が復旧した時に、トラッキング(※)の発生によって発火する。
※トラッキングとは、家電製品などの電源プラグとコンセントの隙間にホコリや水(湿気)などが溜ることで、プラグの両極間で火花放電が起こることです。
地震発生時
- 地震で倒れた家具などに潰されるなど、電気配線が損傷した状態で電気が復旧した時、発熱して発火する。
- 地震の揺れで落下した洗濯物などが、ヒーターに接触した状態で電気が復旧して着火する。
- 電気が復旧した時に発生した電気的火花が、漏れ出したガスに引火、爆発する。
出火防止対策
- 停電中は電気機器のスイッチを切るとともに、電源プラグをコンセントから抜いてください。
- 停電中に自宅等を離れる際は、ブレーカーを落としてください。
- 給電が再開される時には、漏水等により電気機器等が破損していないか、配線やコードが損傷していないか、燃えやすいものが近くにないかなど、十分に安全を確認してから電気機器を使用してください。
その他
地震対策チェックポイントリーフレット(総務省消防庁)
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