在宅医療・介護連携

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ページID 1012384  更新日 令和5年8月28日 印刷 

市では、住み慣れた地域や家庭でいつまでも自分らしい暮らしを続けることができるよう、在宅医療・介護連携の取り組みを推進しています。

なぜ在宅医療・介護連携が求められているのか

我が国は国民皆保険のもと、2022年には女性の平均寿命は87.09歳で世界1位、男性は81.05歳で世界4位を実現するなど、世界でも類を見ない高水準の医療・介護制度を確立しています。
しかしながら、65歳以上の高齢者数は、2042年には3,935万人でピークを迎えると予測されており、世帯主が65歳以上の単独世帯や夫婦のみの世帯が今後増加していくものと考えられます。
一方、要介護状態となっても自宅や子ども・親戚の家での介護を希望する国民は4割を超え、人生の終末期の療養場所についても6割以上の人が「自宅で療養したい」という希望を持っています。

このように医療・介護に対するニーズが増大する中、疾病を抱えても自宅等の住み慣れた場所で療養し、いつまでも自分らしい生活を続けられるよう、地域における医療・介護の関係機関が連携して包括的なサービスの提供を行うことが求められています。


在宅医療・介護連携とは

在宅医療イメージ

在宅医療は、外来受診・入院治療に次ぐ「第三の医療」と言われています。
継続的な医療の提供が必要であり通院が困難な方に対して、定期的に医師が訪問し、診療を行います。
患者の急な容態の変化に対しては、24時間365日の往診体制により迅速に対応します。

また、自宅における生活においても多くの方の支援が必要となります。 患者が最適な医療を受け、いつまでも自分らしく安心して過ごせるように、ケアマネジャーを通じた訪問看護などの様々な介護サービス導入、病院・歯科医師・薬剤師等との密接な連携を行い日常生活を支えていきます。

「住み慣れた家で療養したい」「家族とともに過ごしたい」「趣味などをあきらめず自分らしく生活していきたい」といった、入院生活では得られない患者・家族の希望を実現するのも在宅医療・介護連携のしくみの大きなメリットです。


一宮市における在宅医療・介護連携推進事業の取り組み

一宮市・一宮市医師会では、在宅医療・介護連携推進のために以下の取り組みをすすめています。

地域の医療・介護の資源の把握

地域の医療機関、介護事業所等の住所、機能を把握し、リストやマップの作成・活用をすすめています。

在宅医療・介護連携の課題の抽出と対応策の検討

地域の医療・介護関係者等が参画する会議を開催し、在宅医療・介護連携の現状の把握と課題の抽出、対応策等の検討を行っています。

切れ目のない在宅医療と在宅介護の提供体制の構築推進

地域の医療・介護関係者の協力を得ながら、切れ目なく在宅医療と在宅介護が一体的に提供される体制の構築に向けて、必要な具体的取組を企画・立案しています。

医療・介護関係者の情報共有の支援

情報共有の手順等を含めた情報共有ツールを整備するなど、地域の医療・介護関係者間の情報共有を支援しています。

在宅医療・介護連携に関する相談支援

地域の在宅医療・介護連携を推進する相談窓口の運営を行っています。

医療・介護関係者の研修

地域の医療・介護関係者の連携を実現するために、多職種でのグループワーク等の研修を行っています。

地域住民への普及啓発

在宅医療や介護に関する講演会の開催、パンフレットの作成・配布等により、地域住民の皆さんの在宅医療・介護連携の理解を促進する取り組みを行っています。


相談窓口

在宅医療・介護連携に関する相談については、お住まいの地区の地域包括支援センター、または高年福祉課までお気軽にお問い合わせください。


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このページに関するお問い合わせ

高年福祉課 地域支援グループ
〒491-8501 愛知県一宮市本町2丁目5番6号 一宮市役所本庁舎2階
電話:0586-28-9151 ファクス:0586-73-1019
お問い合わせは専用フォームをご利用ください。