災害時のペットについて
ページID 1036317 更新日 2024年2月15日 印刷
いざというとき、飼い主とペットが安全に避難できるように日頃から備えておきましょう。
飼い主が日ごろから備えておくべきこと
1 普段の暮らしの中で防災対策をしましょう
災害時にペットを守るためには、まず飼い主が無事でいることが重要です。
そのためには家具の固定など、まずは人間のための防災対策を行いましょう。
さらに、普段ペットがいる場所が安全かどうかも確認しましょう。
飼育場所の周囲に壊れたり倒壊したりするおそれのあるものはありませんか?
首輪やリードなどが切れそうになっていませんか?
2 避難所や避難ルートの確認を行いましょう
普段から、災害時の避難所の場所や避難ルートを確認しておきましょう。
一宮市では、市立の全小中学校でペットとの同行避難(=ペットと一緒に避難所へ避難する行為)が可能です。ただし、同行避難は可能でも、人と同じスペースでペットと生活することはできません。
避難所では動物の好きな人、嫌いな人、アレルギーの人など様々な人が集まるため、避難所のルールに従い周りの人に配慮した飼育管理を行いましょう。
3 所有者明示を行いましょう
災害時にペットと離ればなれにならないよう、万が一離れてしまっても飼い主の元に戻れるよう、迷子札やマイクロチップなどで所有者を明らかにしましょう。
4 ペット用の避難用具や備蓄品を準備しておきましょう
ペット用の備蓄品と持ち出す際の優先順位の例
優先順位1 命や健康に関わるもの |
優先順位2 飼い主や動物の情報 |
優先順位3 ペット用品 |
---|---|---|
療法食、薬 | ペットの写真 | タオル |
ペットフード、水 (少なくとも5日分、 できれば7日分以上が望ましい) |
健康の記録 (ワクチン接種状況、既往歴、 投薬中の薬情報など) |
ブラシ |
キャリーバッグやケージ | かかりつけの動物病院の情報 |
お気に入りのおもちゃ |
予備の首輪、リード(伸びないもの) | 飼い主の連絡先 | ガムテープ |
トイレ用品 (ペットシーツ、 排泄物の処理用具など) |
飼い主以外の緊急連絡先 | マジック |
食器 | 飼い主以外の預け先 | ビニール袋 |
5 ペットのしつけと健康管理を行いましょう
避難所での生活において、トラブルをできるだけ少なくするためには、ケージやクレートに慣らしておく、むやみに吠えさせないなどの「普段からのしつけ」が大切です。
また、避難所や動物救護施設における感染症のまん延防止などのため、日頃からペットの健康・衛生状態をきちんと把握するようにしましょう。
さらに、不必要な繁殖を防止するため、避妊・去勢手術をしておくことをお勧めします。
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