飼い犬が人をかんだ場合
ページID 1036713 更新日 2021年4月28日 印刷
飼い犬が人をかむなど人の生命又は身体に害を加えたときは、飼い主は事故の旨を届け出るとともに、狂犬病の疑いの有無について飼い犬を獣医師に検診させることが、義務付けられています。
ケガをした人へ適切な応急処置をしてから、保健衛生課動物愛護グループまでご連絡ください。
犬による事故(咬まれる等)が発生したら
- ケガをされた方への適切な応急処置をおこなってください。
- ケガをされた方の住所、氏名、連絡先等を確認してください。
- 保健衛生課課動物愛護グループへ事故が発生した旨を報告してください。
- 保健衛生課動物愛護グループへ事故発生届出書を提出してください。
- 動物病院で狂犬病鑑定に関する検診を受けてください。
- 動物病院で交付される「狂犬病鑑定書」を保健衛生課動物愛護グループへ提出してください。
咬まれた人が行うこと
- 飼い主の氏名、住所、連絡先等を確認してください。
- 速やかに傷口を水で洗い流し、医師による診断・治療を受けてください。
- 飼い主が不明の犬に咬まれた場合は、事故現場の住所とその犬の特徴(毛色、首輪の色等)を保健衛生課動物愛護グループへご連絡ください。
狂犬病について
狂犬病とは、狂犬病ウイルスによって伝播する人獣共通感染症です。ヒト、犬のほかキツネ、アライグマなどほぼ全てのほ乳類に感染します。発症した動物に咬まれると傷口から唾液を介して高確率で感染します。
狂犬病ウイルスに感染してから発症するまでの潜伏期間は、犬で2週間~2カ月程度、ヒトで1~3カ月程度と言われていますが、発症した場合、命にかかわる大変危険な感染症です。発症時の致死率はほぼ100%とされています。
日本での犬における狂犬病の発生は、1956年の発生以降ありませんが、2013年にそれまで清浄国であった台湾において野生のイタチアナグマから狂犬病ウイルスが確認され、約50年ぶりに狂犬病が発生しております。
そのため、日本においても、もし狂犬病に感染した犬などが海外から入ってくるようなことがあれば、国内の犬などに狂犬病感染事例が発生する可能性が考えられます。このように、狂犬病が日本に侵入した場合であっても、多くの犬が狂犬病予防注射を接種しておくことで、国内での蔓延を防ぐことができます。
飼い犬には毎年狂犬病予防注射を必ず受けさせましょう。
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このページに関するお問い合わせ
保健衛生課 動物愛護グループ(動物愛護事務所)
〒491-0076 愛知県一宮市貴船町3丁目2番地 中保健センター
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