食の安全セミナー「チリメンモンスターを探そう」開催結果(2025年度)

エックスでポスト
フェイスブックでシェア
ラインでシェア

ページID 1067869  更新日 2025年9月4日 印刷 

2025年8月8日に、食の安全セミナー「チリメンモンスター®を探そう」を開催し、8組18名の方にご参加いただきました。


本セミナーでは、ちりめんじゃこに混ざる様々な生き物「チリメンモンスター®(きしわだ自然友の会の登録商標、略してチリモン)」について、講習や実習を通じて知識を深めてもらいました。あわせて、海から取れる食べ物の安全を守る仕組みについて説明し、海で育つ生き物やそれらが育つ環境に親しみを感じてもらいました。

講習

チリメンモンスター(チリモン)とはなんだろう

チリメンモンスターとは、ちりめんじゃこ(カタクチイワシ)に混ざっている小さな生き物たちです。いろいろな種類の魚や、タコ、イカ、貝、エビ、カニなどがいます。

講習では、チリモンについてクイズ形式でカタクチイワシの生態や獲り方、ちりめんじゃこの作り方について説明しました。

実習

チリメンモンスターの観察

未分別の「ちりめんじゃこ」を材料に、実際にどんな小さな生き物が混ざっているかを観察・分別しました。

参加者は、タコ、カニ、イカ、平らな魚、長細い魚などを見つけ、虫眼鏡や図鑑(チリメンモンスターの図鑑は、一宮市立図書館でお借りました。)を用いて調べていきました。中には珍しいタツノオトシゴを見つけた子もいました。実際に分別することで多くの種類の生き物が海にいることを体験してもらいました。

チリメンモンスターを観察している様子の写真

虫眼鏡や顕微鏡で観察し、もっと観察したかったという声が上がるほど楽しく観察できました。

ミニ水族館の作成

本物のチリメンモンスターを使って、ミニ水族館を作成しました。
寒天ゼリーを入れたボトル(25ml)に、見つけたチリメンモンスターや海藻、キラキラアイテムを入れていきます。世界でひとつだけのミニ水族館のできあがりです。

チリメンモンスターを使ったミニ水族館を作成している様子の写真。

気に入ったチリメンモンスターを入れる方、キラキラアイテムの配置にこだわる方、いろいろなミニ水族館が出来上がりました。

実施後のアンケートにいただいた声を一部紹介します。

  • チリメンモンスターという言葉も今回初めて知りました。食用に処理される前には、ちりめんには色々な生き物が混ざっていること、その生き物がどれも可愛らしく、親子で楽しみながら海の世界に興味を持てて良かったです。
  • 水族館づくりでは、みんなそれぞれ自由な発想での作品をつくることができ、子どもたちも喜んで取り組んでいました。
  • 参加賞の下敷きが、自宅でも学びやすかったです。

 

より良いウェブサイトにするために、ページのご感想をお聞かせください

このページに問題点はありましたか?(複数回答可)
       

このページに関するお問い合わせ

保健衛生課 食品衛生グループ
〒491-0867 愛知県一宮市古金町1丁目3番地 一宮市保健所1階
電話:0586-52-3857
お問い合わせは専用フォームをご利用ください。