三輪真太郎×薔薇
ページID 1032062 更新日 2024年3月29日 印刷
イングリッシュローズ
English Rose
ガーデンローズとして育種・開発された繊細なイングリッシュローズを世界に先駆けて切花用に生産したことで、その名を知られるイングリッシュローズのエキスパートです。
現在は、その熱意に感銘を受けたデビット・オースチン社が切花専用品種として特別に三輪氏に提供しています。(国内では2者のみ)
花屋さん以外では市内の産直広場でも買うことができます。
※デビット・オースチン社・・・デビット・オースチンが作出したイングリッシュローズの育種および販売する世界唯一の会社
2020年6月25日(木曜日)に市長が三輪氏のハウスを視察し、バラ生産のいろいろな事情やこだわりを市長に熱心に説明していただきました。視察で伺ったお話の一部を以下にまとめています。
(三輪氏の経歴について)
このバラ園自体は父が始めて50数年、私が入って35年ぐらいになるんですが、色々事情があって約4年間東京の青山フラワーマーケットにお手伝いに行って、花を生産するのと、仕入れてお客様に販売するのと両方経験させてもらいました。
(作られているのは切り花のみなんですか)
うちは遺伝子保存の請負もやっていて、とりあえず植えておくだけでいいものとか、テスト品種とか、ただ単に切り花を切って市場へ出荷するだけではなくて様々なやり方をやっています。
(随分と広いハウスですよね)
これでも小規模な方で、一般的な切りバラ農家の面積はうちの3倍ぐらいです。大きいところは一般的なものを大量生産して市場に出すんですけど、私たちは個人で細々とやっているので特徴あるバラを付加価値という形で送り出しています。
種類も私の規模だと普通は4種類ぐらいですがウチでは少量多品種で40種類ほど。ミントなどのグリーンも植えて、自分の生産物で製品にできたらと思っていろんなものをやってます。
(ハウス内はつぼみが多いですが、このつぼみは秋に咲くんですか)
一応四季咲きなので一年中花は取れます。朝夕の2回花を切るんですけど、それを選別してつぼみの状態で出荷してしまうので花は咲いてないんです。
(バラは難しいイメージがありますけど)
とよく言われるんですけど、逆に私はバラしかやったことがないので私には標準なんですけど、冬の保温で内貼りをしたり暑さ対策でミストを出したりしてます。でもハウスの中をバラにとって理想的な環境にしてすくすく育てたバラは、切り花で飾るところの環境が過酷だとすぐしょげちゃうんですよ。なのである程度ストレスをかけながら最終的にはお客様を裏切らないものを送り出せるように「何もやらないよりちょっとはマシ」というところを目指してやってます。
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