さばの箱ずしと米粉のおにまんじゅう【一宮市女性農業者会議:2021年度農産加工研修会】

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ページID 1045022  更新日 2024年5月1日 印刷 

 一宮市女性農業者会議では、地場農産物を活用した農産加工や食農教育活動に役立つ技術を身につけるため、毎年農産加工研修会を行っています。
 2021年度は11月に、一宮市の地場農産物等使用推奨事業によりJA愛知西から地元のお米「あいちのかおり」を、株式会社名古屋食糧から米粉を提供していただき、これらを使用したメニューに取り組みました。

箱ずしとおにまんじゅう

 尾張地方では古くから祭りや行事など人が集まるときに家庭にある身近な食材とすし飯を専用の箱に入れて、箱を重ね押しする箱ずしが作られてきました。箱ずしの上にのせる具材や味付けは家庭によって異なり、魚介類や山菜、野菜、角麩などを使うことが多く、具材を一面に並べることで、皆が平等に楽しめるという思いも込められています。そこで今回は、一宮市で昔から作られてきたさばの箱ずしを地元のお米「あいちのかおり」を使って作ってみました。

 さらに、愛知県で戦中、戦後の食糧難時代に米の代わりに主食として広まった「おにまんじゅう」も小麦粉を一部、地元のお米「あいちのかおり」から作られた米粉に換えてもちもち感を出してみました。作り方は簡単でおいしいのでぜひ作ってみてください!

さばの箱ずしの作り方(調理時間60分)

画像:さばの箱ずし

材料・分量(2箱分)

【すし飯】

材料

分量

4合

0.5カップ

砂糖

0.5カップ

小さじ1

【さば】

材料

分量

生さば

1匹

漬け込み用酢

かぶる程度

かぶる程度

甘酢用酢

かぶる程度

甘酢用砂糖

酢と同量

【1】さばを漬ける

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(1)生サバを3枚におろして、表面が白くなるまで塩を振って、ザル等にのせておく(3時間~半日弱)
(2)サバを酢洗いして皮をむき、1センチくらいの厚さで斜め切りにして、全体がかぶる位の酢に漬け、1日くらい置く
(3)酢から取り出した(2)を1~2日甘酢に漬け込み、その後甘酢から出して水分を切る

【2】すし飯をつくり、押しずしをつくる

(1)米は少し硬めに炊き、合わせ酢をふり入れる
(2)すし箱の周りを濡らし、すし飯を入れて平らに広げる(すし飯は1箱630g程度)
(3)その上に切ったサバをのせ、その上にハランをのせる
(4)上板をのせ、木枠に入れて押さえ木で止め、2~6時間置く
(5)まな板の上にすし箱を置き、枠、底板、上板を外し、食べやすい大きさに切り分ける
 

さば寿司工程


米粉を使ったおにまんじゅうの作り方(調理時間50分)

米粉のおにまん


 

 

 

材料・分量(8個分)

材料

分量

さつまいも

400g

米粉

100g

砂糖

70g

小麦粉

20g

ホットケーキミックス

20g

少々

少々

 

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(1)さつまいもの皮をむき、1センチ角に切って水に漬け、アクを取る
(2)ボールに(1)と塩、砂糖を混ぜ合わせ、15分ほど置いて味をなじませる
(このとき出てきた水分をそのまま利用する)
(3)米粉、小麦粉、ホットケーキミックスを(2)のボールに入れ、粉のダマがない状態になるまで、少量ずつ水を加えながら混ぜ合わせる
(4)クッキングシート上に(3)を8つに分けてお玉でのせ、湯気が上がった蒸し器で約20分蒸し、さつまいもに竹串がスッと刺されば完成

 

おにまん全行程

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