なすのお好み焼きといがまんじゅう、なすジャム【一宮市女性農業者会議:2023年度農産加工研修会】
ページID 1058407 更新日 2024年5月1日 印刷
一宮市女性農業者会議では、地場農産物を活用した農産加工や食農教育活動に役立つ技術を身につけるため、毎年農産加工研修会を行っています。
2023年度は7月に、一宮市の地場農産物等使用推奨事業により株式会社名古屋食糧から提供いただいた米粉を使用したメニューに取り組みました。
なすのお好み焼きといがまんじゅう、なすジャム
一宮市の特産品である「なす」と地元のお米「あいちのかおり」から作られた米粉を使って、なすのお好み焼きといがまんじゅう、なすジャムを作ってみました。
なすのお好み焼きは、一般的なキャベツではなく、なすを主な具材とし、生地に米粉を使用して作りました。米粉を使うことにより、お米の高い栄養価も摂取することができます。いがまんじゅうは愛知県の郷土料理であり、節句菓子です。粒あんやこしあんを米粉で作った生地で包み、表面に色付けしたもち米を添えます。西三河地域では雛祭りの行事食で食べられているそうです。なすジャムは、レモンの香るさわやかなジャムに仕上がりました。みなさんもぜひ作ってみてください。
なすのお好み焼きの作り方
- 材料・分量(2人分)
材料 |
分量 |
---|---|
米粉 |
100g |
卵 |
1個 |
水 |
130ml |
なす |
3本 |
大葉 |
3枚 |
青ネギ |
20g |
長いも |
50g |
豚バラ肉 |
100g |
顆粒和風だし |
小さじ1/2 |
かつお節 |
2g |
サラダ油 |
小さじ2 |
(1)なすを細切りにし水にさらしてアクを抜く。豚バラ肉は5センチメートル幅に切り、大葉は細切り、青ネギは2センチメートル幅に切る。長いもをすりおろす。
(2)ボウルに生地の材料(米粉、卵、水)を混ぜて、軽くしぼって水気を切ったなす、大葉、青ネギ、長いも、顆粒和風だしを加えてさっくりと混ぜ合わせる。
(3)中火で熱したフライパンにサラダ油をひき、生地を流し入れ丸く広げる。
(4)生地全体に豚バラ肉をのせてふたをする。
(5)中火のまま5分ほど焼き、こんがりと焼き色がついたら裏返す。再度ふたをして5分ほど焼き、中まで火が通ったら火からおろす。かつお節をかけて出来上がり。
いがまんじゅう
材料 |
分量 |
---|---|
上新粉 |
220g |
白玉粉 |
30g |
砂糖 |
大さじ1 |
熱湯 |
190ml |
粒あん |
150g |
もち米 |
少々 |
色粉(赤・緑・黄) |
各少々 |
(1)米粉(上新粉・白玉粉)、砂糖を合わせて熱湯を注いで耳たぶくらいの硬さまでよく練る。
(2)粒あんは8等分にして丸めておく。
(3)(1)を蒸し器に入れ、蒸気が上がったら20分ほど蒸す。
(4)すり鉢に(3)を入れてつき、3cmくらいの大きさにちぎり、広げて(2)のあんを入れて包む。
(5)もち米は2~3時間水に浸けておき、赤・緑・黄の色粉で染め、(4)のまんじゅうの上につけてさらに中火で20分ほど蒸して出来上がり。
なすジャム
- 材料・分量
材料 |
分量 |
---|---|
なす |
1kg |
レモン果汁 |
200cc |
砂糖 |
500g |
シナモン |
少々 |
(1)なすを1センチメートル弱の角切りにして、水にさらしてアクを抜く。
(2)ざるに上げて水を切り、レモン果汁と一緒に中火から強火で煮る。
(3)アクを取ったら砂糖を加えて、木しゃもじで鍋底が見えるほどまで煮詰める。(水分が足りなければ水を加える。)
(4)最後にシナモンで味を調えて出来上がり。
関連情報
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