建築確認申請時の構造審査について

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ページID 1005420  更新日 2024年4月22日 印刷 

建築確認における構造審査に関しては以下の点に注意をして申請して下さい。

構造審査に必要な添付書類について

内容

  • 規則1条の3に定められた書類
  • 改正建築基準法チェックシート
  • 標準図・基準図等
  • 基礎伏図の敷地境界線等
  • 3階以上又は床面積500平方メートルを超える鉄骨造及び鉄骨鉄筋コンクリート造の添付書類
  • その他

適合性判定における構造審査に関して

内容

  • 計算内容及び添付出力について
  • アウトプットの処理について
  • プログラムを適用範囲外に使用する設計者の判断について
  • 基礎の設計について
  • 地下階の扱いについて
  • 鉄骨造の柱脚について

構造審査に必要な添付書類について

規則1条の3に定められた書類

改正建築基準法チェックシート

申請にあたって、申請書を提出する前に最低限チェックすべき事項をまとめた下記の改正建築基準法チェックシートを活用して下さい。

標準図・基準図等

各構造に関する標準図を添付し、大臣認定部材等の標準図も添付して下さい。

  • 構造設計標準仕様書
  • 鉄筋コンクリート構造配筋標準図
  • 鉄骨構造標準図
  • 木造関係標準図
  • 各部材標準図(大臣認定部材等)

基礎伏図の敷地境界線等

  • 基礎伏図には敷地境界線を書き入れ、基礎との位置関係を明示して下さい。
  • 増築の場合は既存建物の基礎形状も明示して下さい。
  • がけ条例に関する場合は、隣接する敷地を含めた既存建築物や擁壁等も明示して下さい

3階以上又は床面積500平方メートルを超える鉄骨造及び鉄骨鉄筋コンクリート造の添付書類

表記建築物の工事終了後は、完了検査時に下記の鉄骨工事施工状況報告書を提出して下さい。

その他

  • 冷間成形角型鋼管を使用する場合は、『冷間成形角型鋼管・施工マニュアル(改訂版)』の設計フローを添付して下さい。
  • 露出柱脚の場合は『2020年版建築物の構造関係技術基準解説書』の設計フローを添付して下さい。
  • 旧認定プログラムを使用した場合、そのデータを磁気ディスク等で提出して頂く必要があります。

適合性判定における構造審査に関して

計算内容及び添付出力について

計算する内容については以下の点について設定を確認し、メッセージや結果に対する処理を行って下さい。

  • 冷間成形角型鋼管を使用した場合はマニュアルに沿った耐力の低減を設定しているか。
  • RC造のルート2-3以上では接合部の検討をしているか。
  • 鉄骨造では幅厚比や座屈長さ、横補剛の検討を行っているか。
  • 保有耐力では正負両方向の加力を行っているか。
  • 計算ルートは自動ではなく指定しているか。
  • 断面算定は全て行っているか。

アウトプットの処理について

アウトプットは終了ページまで添付し、ワーニングメッセージ、エラーメッセージの原因及び処理方法等について設計者の判断をコメントして下さい。

プログラムを適用範囲外に使用する設計者の判断について

プログラムの適用範囲外となる使用については、その適否について設計者の判断を明示し、適合性について問題がないことを示す必要があります。

基礎の設計について

基礎の設計に当たっては、以下の点に注意して設計して下さい。

  • 原則としてH13国交省告示1113号に従った各種基礎の設計を行って下さい。
  • 原則として現地での地盤調査(標準貫入試験や平板載荷試験等の地盤状態を示す資料)結果か、地盤状態を把握できる資料及び設計方針を添付して下さい。
  • 原則として液状化に対する検討が必要です。なお、液状化の可能性のある場合は杭基礎の設計において地盤反力係数(kh)の低減等の対策が必要です。
  • 杭基礎の場合は水平力の検討が必要です。
  • 地耐力の算出に当たっては、敷地境界線から2メートル未満の部分はDfの効果をマイナス1.5メートル分差し引いて下さい。(但し、道路及び公園に接する部分は除く。)

地下階の取扱いについて

意匠上地下扱いとなる場合でも構造上地下扱いできない場合もありますのでご注意下さい。

鉄骨造の柱脚について

  • 詳細がわかるような図面を添付して下さい。
  • 露出柱脚の場合は認定品をしようする場合を除き、原則といして回転バネ定数の入力等により応力計算を行って下さい。
  • アンカーボルトやベースプレート等のチェックも添付して下さい。
  • 冷間成形角型鋼管を使用する場合は、マニュアルに従いダイヤフラム等はSN-C材(B材を使用する場合は形状と溶接条件を明示)を、ベースプレートはSN-B材を、また伸び能力のあるアンカーボルトとする場合はABRもしくはABMを使用するか、降伏比を明示して下さい。

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建築指導課 建築審査グループ
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電話:0586-28-8645 ファクス:0586-73-9215
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