生活道路交通安全対策の取組み
ページID 1066020 更新日 2025年10月2日 印刷
生活道路の交通安全対策
生活道路の安全対策事業は、交通ビッグデータを活用して、速度超過、急ブレーキ発生等の潜在的な危険個所を特定し、ハンプや狭さく等を効果的に設置することにより、速度規制を図り、歩行者や自転車中心の空間づくりをすることを目的としています。
※対策エリアの詳細につきましては、以下のPDFファイルを参照ください。
ゾーン30プラスによる交通安全対策
生活道路における人優先の安全・安心な通行空間の整備の更なる推進を図るため、最高速度30km/hの区域規制「ゾーン30」とハンプ等物理的デバイスとの適切な組合せにより交通安全の向上を図ろうとする区域を「ゾーン30プラス」として設定し、道路管理者と警察が連携しながら整備を進めています。
一宮市では2024年1月25日に富士地区において「ゾーン30プラス」整備計画を策定し、2024年度に対策を行いました。
関連リンク先
ゾーン30プラス(富士地区)効果検証〔速報版〕 2025年10月2日
整備地区
下図の地区において「ゾーン30プラス」の整備が完了し、ETCプローブデータによる交通状況分析を行いました。

整備効果
富士地区ゾーン30プラス整備内容(抜け道A・抜け道B)
抜け道Aにおける効果検証
対策1により、対策1の交差点手前(区間1)で減速する車両が増加し、区間3で急減速が減少しました。また、対策2により、区間5~区間6で急減速が減少しました。
これらの対策により、0.5G以上の急減速が著しく減少し、平均走行速度が時速27.3km(整備前)から時速19.8km(整備後)と7.5km減少しました。
抜け道Bにおける効果検証
対策3.4.5により、交差点直近での車両の急減速が減少し、区間2~区間6、区間8で急減速が減少しました。また、対策2.6.7により、単路部での走行速度が減少し、区間9~区間10で交差点直近での急減速が減少しました。
これらの対策により、区間8~区間9で0.4G以上の急減速が増加し、区間10で0.4G以上の急減速が減少し、平均走行速度が時速25.7km(整備前)から時速18.5km(整備後)と7.2km減少しました。
参考・強度(G)の体感度合い
今後の予定
ゾーン30プラス(富士地区)において、2025年度に交通ビッグデータを活用した効果検証を予定しています。
また、赤見地区において狭さくやハンプ等の設置を行い、生活道路の交通安全対策を行う予定です。
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このページに関するお問い合わせ
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