伝法寺地区の都市再生整備計画事後評価(原案)

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ページID 1011824  更新日 2022年1月15日 印刷 

伝法寺地区の都市再生整備計画事後評価(原案)の公表をします

1.都市再生整備計画事業について

 都市再生整備計画事業は、地域の歴史・文化・自然環境等の特性を活かした地域主導の個性あふれるまちづくりを実施し、都市の再生を効率的に推進することにより、地域住民の生活の質の向上と地域経済・社会の活性化を図ることを目的とした事業です。
 この事業は、平成22年度に創設されました、社会資本整備総合交付金の基幹事業として位置づけられています。

2.事後評価(原案)について

事後評価(原案)とは

 都市再生整備計画事業を実施する場合には、まちづくりの目標、目標を定量化する指標、数値目標等を記載した都市再生整備計画を作成することになっています。また、社会資本整備総合交付金交付要綱において、計画期間の終了時(最終年度中又は終了後)に事後評価を行うことになっています。
 「伝法寺地区」において、都市再生整備計画に基づき、道路、公園、雨水調整池等の都市基盤の整備に取り組んできました。現在、事業は、最終年度を向かえており、この度、目標の達成状況の確認等をするとともに、今後のまちづくりのあり方を検討した、事後評価の原案を作成しました。

伝法寺地区の都市再生整備計画事業の概要

伝法寺地区における都市再生整備計画事業の概要は、以下の通りです。

地区名

伝法寺地区

区域面積

100ha

事業期間

平成23年度~平成27年度

まちづくりの目標

【大目標】
 安心・安全でゆとりとうるおいのある魅力あふれるまちづくり
【目標1】
 自転車利用者及び歩行者が安心・安全・快適に通行できるゆとりあるまちづくり
【目標2】
 水害や地震等の災害に強いまちづくり
【目標3】
 緑豊かで憩いとうるおいのあるまちづくり

指標

  1. 地区内定着人口(人)
     地区内の居住者人口
  2. 安心・安全・快適に通行できる道路に面している宅地率(%)
     自転車利用者及び歩行者が安心・安全・快適に通行できる道路に面している宅地率
  3. 雨水排水機能向上区域率(%)
     概ね5年に1回程度の大雨に対して安全な雨水対策が施されている区域率
  4. 公園・緑道までの距離(m)
     宅地から公園または緑道までの距離

整備方針
(概要)

整備方針1【安心・安全・快適に通行できるまちづくり】
  • 地域住民が安心・安全・快適に通行できる空間を確保するため、近隣公園と五条川を結んだ区間の緑道(特殊道路)の整備及び生活道路である区画道路等を整備する。
  • 自治会等の要望による危険箇所へのカーブミラー等の設置や自治会が設置する防犯灯に補助を行うなど、住民が安心・安全に道路を利用できる環境を整える。

整備方針2【災害に強いまちづくり】

  • 度重なる浸水被害や、発生が予測されている大地震等の災害に強いまちづくりのため、避難路である生活道路(区画道路)を整備するとともに、避難場所となる都市公園(街区公園)を整備する。また、雨水排水施設を整備し雨水排水機能の向上をさらに図るとともに、雨水調整池を整備するなど河川への負担軽減を図る。

整備方針3【憩いとうるおいのあるまちづくり】

  • 憩い・うるおいのある空間として緑道(特殊道路)及び街区公園を整備する。

事業内容

  • 道路事業:12-3号線始め12路線
  • 公園事業:五輪ケ渕公園、本郷公園、寺跡公園
  • 地域生活基盤施設事業(調整池整備事業):伝法寺雨水調整池
  • 地域創造支援事業(防犯対策事業、雨水排水路整備事業、交通安全施設設置事業、緑道整備事業)
  • 事業活用調査事業(事業効果分析調査)

伝法寺地区の事業成果

 伝法寺地区では、事前に設定した4つの指標に加え、別の視点からも事業の成果を確認するため、「その他の数値指標」を新たに2つ追加し、合計6つの指標により事業の成果を確認しています。
 指標の達成状況は、以下の通りです。

指標 従前値
(H22)
目標値
(H27)

指標の達成状況
評価値

指標の達成状況
所見

指標

地区内定着人口

3,470人

4,100人

4,310人(見込値)

関連事業である土地区画整理事業による都市基盤施設の整備、また、道路、公園、調整池整備事業などによる公共施設の整備に合わせ、防犯対策事業(地元町内会による、防犯灯、防犯カメラの設置)等を実施した。これにより、安心・安全でゆとりとうるおいのある住環境整備の推進が図られ、定着人口の増加につながった。

指標

安心・安全・快適に通行できる道路に面している宅地率

90%

100%

100%
(見込値)

自転車利用者及び歩行者の通行に支障をきたす恐れのある未舗装道路等の整備、また、新たに緑道の整備を推進したことにともない、安心・安全・快適に通行できる空間が増加した。これにより、当該空間を享受できる宅地が増加した。

指標
雨水排水機能向上区域率

29%

100%

100%
(確定値)

大雨から住民の生命・財産を守るため、雨水排水路を整備するとともに調整池を整備することにより、概ね5年に1回程度の大雨に対して安全な区域の増加を図ることができた。

指標
公園・緑道までの距離

230m

150m

150m
(見込値)

緑豊かで魅力のある空間である公園及び緑道の整備に合わせ、それらにアクセスする道路の整備を推進したことにより、公園・緑道までの距離の短縮を図ることができ、緑の空間がより身近になった。

その他の数値指標
地震時における避難場所までの到達時間

3分37秒

2分43秒
(見込値)

地震時に避難場所となる公園の整備と、迅速に避難をするための道路及び緑道の整備を推進したことにより、地域住民が避難場所へ移動する時間が短縮した。

その他の数値指標
地区内人口1人当りの公園・緑道・緑地の面積

7.1平方メートル/人

7.4平方メートル/人
(見込値)

緑豊かで魅力のある空間である公園、緑道、緑地の整備を推進したことにより、地区内人口1人当りの公園・緑道・緑地の面積の増加が図られ、より緑豊かなまちとなった。

整備前後写真

伝法寺地区の事後評価(原案)

ご意見の募集

※意見募集は終了いたしました。
 
事後評価(原案)についてご意見がございましたら、住所、氏名、連絡先をご記入の上、書面にてお寄せ下さい。ご意見の提出方法は、郵送、ファクス、E-mail、直接持参のいずれかでお願いします。(様式は問いません)

【募集期間】
 平成27年11月11日~平成27年11月24日まで
【ご意見の取り扱い】
 お寄せいただいたご意見は、伝法寺地区都市再生整備計画事業評価委員会に提出し、事後評価の参考とさせていただきますが、原則として個別回答は行いませんので、ご了承ください。
【ご意見の提出先】
 住所 〒491-8501 一宮市本町2丁目5番6号
 一宮市まちづくり部都市計画課(市役所本庁舎8階)
 ファクス 0586-73-9218
 E-mail tokei@city.ichinomiya.lg.jp

3.今後のスケジュールについて

事後評価(原案)を作成し、市民の皆さまに公表し、ご意見を募集します。

矢印

皆さまからいただいたご意見を付し、
伝法寺地区都市再生整備計画事業評価委員会を開催します。

矢印

評価委員会の審議を経て、評価結果を確定し、公表します。

※伝法寺地区都市再生整備計画事業評価委員会は、事後評価手続き及び今後のまちづくり方策等について審議します。評価委員会は、中立・公平な立場で確認していただき意見を求めるため、第三者によって構成されています。なお、会議は原則公開としています。

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このページに関するお問い合わせ

区画整理課 事業・補償グループ
〒491-8501 愛知県一宮市本町2丁目5番6号 一宮市役所本庁舎8階
電話:0586-28-8618 ファクス:0586-73-9218
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