スマートインターチェンジの整備

エックスでポスト
フェイスブックでシェア
ラインでシェア

ページID 1057133  更新日 2024年10月18日 印刷 

1.スマートインターチェンジについて

(1)スマートインターチェンジとは

 スマートインターチェンジ(以下スマートIC)は、高速道路の本線やサービスエリア、パーキングエリア、バスストップから乗り降りができるように設置されるインターチェンジであり、通行可能な車両(料金の支払い方法)を、ETCを搭載した車両に限定しているインターチェンジです。

 利用車両が限定されているため、簡易な料金所の設置で済み、料金徴収員が不要なため、従来のインターチェンジに比べて低コストで導入できるなどのメリットがあります。

 

(国土交通省HPより引用)
【スマートIC(SA・PA接続型)のイメージ】(国土交通省ウエブサイトより引用)

(2)スマートICに関する国土交通省の取り組み

 国土交通省では、既存の高速自動車国道の有効活用や、地域生活の充実、地域経済の活性化を推進するため、建設・管理コストの削減が可能なスマートICの導入が進められています。

スマートインターチェンジの検討・整備について

(3)スマートICに関する自治体の取り組み

 スマートICが設置されることで、高速道路へのアクセス性が向上するだけでなく、地域経済の活性化に寄与するとともに、渋滞緩和や交通安全性の向上など周辺地域の交通環境の改善などが期待されます。

 一宮市では、岩倉市とともに、2022年2月に『名神高速道路 岩倉市・一宮市におけるスマートインターチェンジ設置検討会』を組織し、スマートIC設置に向けた検討に着手しました。

 2022年10月には、検討区間である名神高速道路の一宮インターチェンジから小牧インターチェンジの区間において、スマートICの設置により、期待される効果や経済性、高速道路本線の構造などから総合的に判断し、尾張一宮パーキングエリアを『優先検討箇所』と位置付け、検討を進めています。

優先検討箇所

2.尾張一宮PAスマートIC(仮称) の準備段階調査着手について

(1)2024年度 新規準備段階調査着手箇所に選定

 2024年9月6日付けで、国土交通省から、『スマートインターチェンジの高速道路会社への事業許可および準備段階調査着手について』が発表され、尾張一宮PAスマートIC(仮称)が新規準備段階調査着手箇所に選定されました。

 詳細については、以下のリンク先から、記者発表資料をご覧ください。

(2)市長コメント

 スマートIC準備段階調査着手に関する一宮市長のコメントは以下のとおりです。

 本市は、交通の要衝として物流面での立地条件に優れ、中部の産業を支える役割が期待されています。特に、尾張一宮PA周辺は、一宮市都市計画マスタープランにおいて『産業拠点』として位置づけ、スマートIC設置を見据えた産業や交流機能の立地誘導を図っており、大いなる可能性を秘めた地域です。

 スマートICは、高速道路へのアクセス性の向上だけでなく、産業拠点整備と一体となり、地域経済の活性化に寄与するとともに、渋滞緩和や交通安全性の向上にも大きく寄与します。

 本市は、これまで岩倉市と連携して名神高速道路へのスマートICの設置に向けた検討を進めるとともに、国に対し、積極的な要望活動を実施してきました。

 この度、国にスマートICの必要性を確認していただき、国が調査を実施する『準備段階調査』に着手していただけることは、スマートICの実現へ向けた大いなる一歩であり、大変嬉しく思います。

 今後も岩倉市とともに、関係機関のお力添えをいただきながら、国に早期事業化をしていただけるよう、取り組んでまいります。

一宮市長 中野 正康

3.尾張一宮PAスマートIC(仮称)の準備会について

 スマートICの計画的かつ効率的な準備・検討を進めることを目的として、国土交通省中部地方整備局と一宮市、岩倉市が準備会を開催します。

 今後は、この準備会で検討や調整を重ねていきます。詳細については、以下のリンク先から、記者発表資料をご覧ください。

より良いウェブサイトにするために、ページのご感想をお聞かせください

このページに問題点はありましたか?(複数回答可)
       

このページに関するお問い合わせ

都市計画課 都市計画・広域事業グループ
〒491-8501 愛知県一宮市本町2丁目5番6号 一宮市役所本庁舎8階
電話:0586-28-8632 ファクス:0586-73-9218
お問い合わせは専用フォームをご利用ください。