令和2年1月17日報道発表「三岸節子記念美術館 冬のイベントInformation」のお知らせ

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ページID 1032449  更新日 2022年1月14日 印刷 

報道発表日 2020年1月17日

三岸節子記念美術館では、以下のとおり冬のイベントを開催いたします。

美術の学校

当館で毎年開催する、美術史の専門家等を講師に招聘し、古今東西の美術の歴史を伝える教養講座「美術の学校」。学校のように時間割を組み、今年度は2時限を実施します。
1限目は、木下直之氏(静岡県立美術館館長)をお招きし、近年注目を集める都市に置かれた彫刻についてユニークな視点からお話しいただきます。2限目は、小西敏正氏(宇都宮大学名誉教授)をお招きし、画家がデザインした建築、特に三岸節子に関するアトリエを取り上げます。

1限目「都市と装飾―日本に彫刻はどのように置かれてきたのか」

駅前や学校に立つ数々の彫刻は、なぜそこにあるのでしょう。一宮市内にはロダンの《考える人》さえも何点かあります。一宮に限らず、都市に置かれた彫刻を手がかりに、都市は彫刻や絵画によってどのように装飾されてきたのかを振り返ります。

2020年2月8日(土曜日) 午後2時〜3時30分
講師:木下 直之 氏(きのしたなおゆき、静岡県立美術館館長)

1954年浜松市生まれ。東京藝術大学大学院中退、兵庫県立近代美術館学芸員、東京大学総合研究博物館助教授、東京大学教授を経て、2017年より静岡県立美術館館長。東京大学名誉教授。2015年春の紫綬褒章。2017年中日文化賞。著書に『美術という見世物』(平凡社1993/サントリー学芸賞)、『わたしの城下町』(筑摩書房2007/芸術選奨文部科学大臣賞)、『銅像時代』(岩波書店2014)、『近くても遠い場所』(晶文社2016)など。

2限目「三岸節子のアトリエー描くため、生きるための空間」

東京都中野区に残る、洋画家・三岸好太郎がデザインし、三岸節子が暮らした「鷺宮のアトリエ」。ドイツ・バウハウスの影響を受けた特徴的な近代建築として知られています。画家がデザインした建築、特に節子に関するアトリエを取り上げ、その魅力を紹介します。

2020年2月22日(土曜日) 午後2時〜3時30分
講師:小西 敏正 氏(こにしとしまさ、宇都宮大学名誉教授)

東京工業大学建築学科卒業、同大学院修了。1990年より宇都宮大学工学部建設学科教授、2009年には同大学名誉教授となり、2012年から2015年まで札幌市立大学特任教授を務める。1989年第17回セメント協会論文賞、1997年日本建築仕上学会・学会賞(論文賞)を受賞。著書に『知っておきたいインテリア材料の話』(彰国社1993)、『平成日本らしさ宣言』(講談社2009)など。代表作品に《TWO PAIRS HOUSE》(東京都1976)、《K山荘》(長野県1988)、《子どもたちの部屋 6坪のUFO》(東京都1987)など。

会場(各回共通)

三岸節子記念美術館 講義室

参加費(各回共通)

無料

定員(各回共通)

各回100名

申込み(各回共通)

不要(当日直接会場)

※1日のみの参加もできます。

ナイトミュージアムコンサート「Sources LIVE at ミギシミュージアム」

出演

sources ソーシズ

全員が桐朋学園大学在学中に結成された男性のツインヴァイオリンとピアノによるインストゥルメンタルPOPSユニット。クラシック楽器の枠に捉われない楽曲と躍動感のある演奏で強い激しい曲からバラードまで、情景の浮かぶサウンドが彼らの持ち味でもある。様々なコンサート会場や媒体に出演し、アーティストのサポート等も務めながらゲーム音楽の制作やイベントのテーマ曲を担当するなど益々活躍の場を拡げている。
2019 年 2月には「鍔迫-TSUBAZERI-」のライブ映像がtwitterで 360万回再生を越えて話題となる。また、彼らの活動拠点の一つとなっている神奈川県川崎市幸区「ミューザ川崎」前でのストリートライブの映像は、まさに当館を髣髴とさせるロケーションとなっている。

日時

2020年3月1日(日曜日) 午後6時00分−午後7時30分(開場午後5時30分)

会場

三岸節子記念美術館 エントランスロビー

チケット

  • 指定席(ステージ前方/限定35枚、前売のみ)
    一般 1,600円 高大生800円 小中生400円
  • 立見席(65枚、一部後方に椅子席あり)
    一般 800円 高大生400円 小中生200円

※友の会会員は20%割引
※未就学児無料(指定席は不可)、3歳児以下入場不可
※当日に限り、チケット提示でコレクション展鑑賞可
(午前9時00分−午後8時15分。ただし午後5時00分−午後7時30分を除く)
※前売券(指定席35枚、立見席45枚)は1/21(火曜日)より美術館にて販売、電話取置き可
※当日券(立見席20枚)は当日午前9時00分より販売

美術実技講座「蟬丸×招き猫!絵付けワークショップ」

「美術実技講座」は、アーティストの造形表現や制作活動について、実際に手を動かしながら参加者に体験してもらうことを目的とした、教育普及プログラムです。
今年度は、猫をモチーフに優美で幻想的なオブジェを手がける造形作家・蟬丸さんを講師としたワークショップを開催します。作家が用意したオリジナルの猫型の素焼きに、数種類の筆と、金や赤などの鮮やかな絵の具を使って絵付けを施し、自分だけの招き猫を作ります。

講師

蟬丸(立体造形作家)

1992年、北鎌倉に工房<蟬丸>を開設。以降、パリ、台湾、日本各地で企画展を開催、《蟬丸源氏物語》シリーズなどの猫のオブジェ作品を発表する。2018年には、「パリ NEKO コレクション 2018」日本会場Bunkamura Boxgallery、台湾「台北infinity art show」に出品、下北沢ギャラリーHANAで個展開催。2019年には、前橋ギャラリー・オーツー、下北沢ギャラリーHANAで個展を開催。2020年3月からは、箸ギャラリー門 名古屋店で作品展を開催予定。

日時

2020年3月8日(日曜日)
(1)午前10時~11時30分、(2)午後2時~午後3時30分

会場

三岸節子記念美術館 講義室

対象

一般(小学生以上、小学1~3年生は保護者同伴)

定員

各回20名(抽選)

参加費

中<珠菊>、<空蝉>1,500円、大<八重菊>2,000円
※素焼きのサイズ毎に参加費(材料費)が異なります。
※型、サイズは当日受付時に選択。

申込み

2020年2月22日(土曜日)「猫の日」までに、電話かメール、ハガキで美術館まで

その他

1月中旬からイベント当日の3月8日(日曜日)まで、美術館ロビーにて蟬丸作品の展示も開催!

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電話:0586-63-2892 ファクス:0586-63-2893
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