令和2年1月28日報道発表　博物館特集展示「墨コレクション　火事装束」のお知らせ

「墨コレクション　火事装束」

博物館が所蔵する毛織物のコレクションから、武士の火事装束を紹介します。

江戸の町は度重なる大火に見舞われ、幕府は大名火消、定火消、町火消（いろは組）などからなる消防組織を作り上げました。その中で大名の火事装束は、消防活動の陣頭指揮を執るにふさわしく、見た目に色鮮やかなものが作られました。羽織には羊毛を平織に織った呉呂や、呉呂を起毛した羅紗などヨーロッパから輸入された毛織物が用いられ、華やかな刺繍も施されて、幕府が禁令を発するほどでした。当時の大名たちが火災と闘いながらも装束に施した豊かな装飾性をお楽しみいただきます。

日時

令和2年2月4日（火曜日）～4月5日（日曜日）　

休館日：月曜日（祝日の場合は翌日）、祝日の翌日

午前9時30分～午後5時（入館は4時30分）

会場

一宮市博物館　2階　常設展示室・特集展示コーナー

料金

大人200円、高大生100円、小中生50円

（ただし4月1日以降は料金改定により、大人300円、高大生150円、中学生以下無料）

• 一宮市内小中学生は無料。一宮市外の小中学生は土曜日無料。
• 一宮市内在住の満65歳以上で、住所・年齢の確認できる公的機関発行の証明書等を提示された方は無料。
• 身体障害者手帳・戦傷病者手帳・精神障害者保健福祉手帳・療育手帳を持参の方（付添人一人を含む）は無料。