平成25年度第1回　尾西地域審議会会議録

日時

平成25年6月28日（金曜日）午前10時～午前10時30分

場所

尾西庁舎西館2階　特別会議室

議題

1. 会長、副会長の選任について
2. その他

出席者

委員：8名
行政側：市長
事務局：尾西事務所長、総務管理課長、同副主監、同主査

欠席

委員：2名（岡田委員、渡邉委員）

（午前10時開会）
【尾西事務所長】
皆様、本日は大変お忙しい中ご出席いただきましてありがとうございます。
定刻となりましたので、ただ今から平成25年度第1回尾西地域審議会を開催させていただきます。
本日は、岡田委員さん、渡邉委員さんからご欠席との連絡をいただいておりますが、委員8名にご出席いただいており、会議開催の要件を満たしておりますのでご報告させていただきます。
ご承知のように、本日ご出席の委員さんは、前期から引き続き2年間委員をお願いするものでございますが、この会議の招集は、「地域審議会の設置等に関する協議」第7条の規程により、「委員の任期満了後最初に開催される会議は、市長が召集する。」となっており、市長が召集させていただきましたことをご承知くださいますようお願いいたします。
開会に先立ちまして、市民憲章の唱和をお願いいたします。
では、先導を前会長の吉田委員さんにお願いいたしたいと存じます。

【吉田委員】

（市民憲章唱和）

【尾西事務所長】
ありがとうございました。それではお手元の次第にそって会議を進めさせていただきます。はじめに、谷市長よりごあいさつ申し上げます。

【谷市長】
　おはようございます。本日は、大変お忙しい中ご出席をいただきまして誠にありがとうございます。
前回の審議会で図書館について、少しご紹介をさせていただきました。その後i-ビルの方ですが、大変好評でございまして、沢山の方にご利用をいただいております。
今年の1月1日の公示地価というのが、ちょっと前に発表をされました。一宮のi-ビルの向い側は商業地となっており、JTBが入っている白いビルがございます。あれが、基準地でありまして、あそこの地価が毎年発表されている訳でありますけども、今年の1月1日の上昇率が5パーセントということで、県内の名古屋市も含めて、県内の各地区の中で2番目の上昇率ということで新聞、テレビでも大きく取り上げられておりました。テレビなどはキャスターがやってまいりまして、i-ビルの画を示しながら、このビルが出来たためにこの地価が上がったという取り上げられ方をしてくれておりまして、大変嬉しく思った次第でございます。
まもなく7月1日の地価が発表されるということでございまして、先日も某新聞の記者が、7月1日の発表で一宮、また上がるみたいですよと耳打ちをしてくれました。どのくらい上がるか分かりませんが、期待が持てるんではないかと思って、発表を楽しみにしているところでございます。
地価が上がれば、当然固定資産税の方にも反映をされていく訳でありますから税収増に繋がります。払う方にとってみれば、とんでもない話かも知れませんが、税収増に繋がり投資についても解消できていくという風に思っております。
それから、図書館もその後引き続き沢山の方にご利用いただいておりまして、5月までの平均で1日当たり3，800人ということになっております。累計では49万人の方にご利用いただきました。私どもの想定を上回るご利用でございまして、この点についても大変ありがたく思っております。
子どもたちも大変多く利用してくれておりまして、来年1月には開館1周年を迎えますので、これを記念いたしまして子ども読書のまちを宣言したいと考えております。既に宣言をするまでもなく、様々な子ども読書活動の取り組みは行っておりますが、あらためてそういったものを総括しながら宣言をして、更に一層子どもたちが本を読めるような環境を整えていきたいと思っておりますので、今日はよろしくお願い申し上げます。

【尾西事務所長】
ありがとうございました。
それでは議事に入ります前に、事務局より「防犯一口広報」と「交通安全一口広報」をさせていただきます。

【総務管理課長】
「防犯一口広報」、「交通安全一口広報」

【尾西事務所長】
　本日の議事に移らせていただきます。議題1「会長、副会長の選出について」をお願いいたします。
　ここで皆様にご報告を申し上げます。
　前回まで副会長の職をお願いしておりました岡田委員さんから、今年に入り骨折された右腕の回復が芳しくなく、今週の月曜日にご本人から「ここで一区切りしたい」との申し出がございました。尾西地域審議会の委員を6月末で退任される考えでおみえです。皆様によろしくお伝えくださいとのことでございました。
　それでは、先ほど申し上げましたように委員さん方は、再任後最初にお集まりいただいておりますので、この審議会は、会長、副会長さんが不在となっております。委員さんの互選により選任することとなっておりますので、よろしくお願いいたします。どの様な方法で選出させていただいたらよろしいでしょうか。ご意見がございましたら、お願いいたします。

【橋本委員】
　吉田前会長に留任をお願いできませんでしょうか。

【尾西事務所長】
　会長さんにつきましては今、橋本委員さんからご発言があり、前会長の吉田委員さんにということでございますが、皆さんよろしいでしょうか。

（「異議なし。」との声）

　ありがとうございます。それでは、続きまして副会長さんについてのご意見がございましたらお願いいたします。

【橋本委員】
　指名でよろしいですか。

【尾西事務所長】
　はい。

【橋本委員】
　中島委員さん、副会長をお願いできないですか。

【中島委員】
　いいですか。
【尾西事務所長】
　はい。副会長は中島委員さんにということでございますので、よろしくお願いいたします。
　会長には吉田弘さん、副会長には中島路可さんに決定いたしました。お二人には前の席にお移りいただきたいと思います。
　それでは、会長さん、副会長さんから順番にご挨拶をいただきたいと思います。最初に会長さんにお願いいたします。

【吉田会長】
　ただ今、引き続き会長をというご指名がありまして、2年間また尾西地域審議会の会長を務めさせていただきます。どうか皆さん方ご協力の程よろしくお願いいたしまして、会長のあいさつといたします。
　ありがとうございました。

【尾西事務所長】
　ありがとうございました。続きまして、副会長さんにお願いいたします。

【中島副会長】
　はい。吉田さんを助けて、少しでも役に立つかどうか分かりませんけど、精一杯頑張るつもりでございますので、よろしくお願いいたします。

【尾西事務所長】
ありがとうございました。それでは、会議の取り回しを会長にお願いいたします。

【吉田会長】
　早速、議題に入ります。1番の「会長、副会長の選任について」は済みましたので、2番の「その他」であります。事務局の方でお願いします。

【尾西事務所長】
　それでは、その他で私の方から24日に閉会となりました、6月定例会で承認されました議案の概要についてご説明をさせていただきます。
　補正予算でございますが、補正額の総額は一般会計のみでございましたが7億9，546万円弱となっておりまして、対前年度比41．5パーセントとなっております。主なものとしまして循環バス運行負担金、社会福祉施設建設補助金、地域密着型サービス施設等整備補助金、一色保育園ほか2園の乳児室整備関係経費と農山漁村活性化プロジェクト支援交付金などでございます。
　具体的に数字を挙げて申しますと、循環バス運行負担金として100万円ほど計上いたしました。
　今年度の10月からでございますが、一宮のエリアに名鉄バスが主体となって行いますバスロケーションシステム整備事業費のうちi-バスに係る事業費及びi-バスのコース変更に伴う費用に対する負担金でございます。
　バスロケーションシステムとは、バスが停留所への到着予測時刻、バスの現在位置などの運行情報をリアルタイムにパソコンまたは携帯電話で閲覧できるシステムでございます。バスをお待ちの時はもちろん、お出かけ前でも運行状況がチェック出来ます。方法としましては、バス停に表示してありますQRコードを携帯端末で読み取りアクセスすることでバスの位置の確認ができます。また、一宮市民病院のロビー脇に名鉄バス、i-バスの運行状況が表示されましたディスプレイ型表示機が設置されます。また、起線でございますが尾張中島のバス停に一宮駅行きのみですが、LEDのバス停表示機が設置されます。
　それと、現在、一宮駅を始発として一宮市内をバス2台で左右両回りで循環しています黄色のi-バス「一宮コース」のコース変更と料金変更がされます。資料がございますが、i-バスの一宮コース変更をご覧いただきたいと思います。少しご説明申し上げます。コース図の下に白抜きがございますが、そちらをご覧いただきたいと思います。
　変更予定日は、平成25年10月1日でございます。変更後の路線は、路線図の中の青色とオレンジ色の実線のところが変更後のコースでございます。今回の変更に伴いまして廃止する路線は、青色とオレンジ色の点線のところでございます。新設する停留所は緑の二重線の枠で囲ってございますが、一宮市役所、総合大雄会病院前、環境センター東（東側）の3カ所です。廃止する停留所は赤の枠で囲まれた、上から申しますと馬寄、今伊勢小学校、酒見神社、宮山、大宮、九品地公園競技場、市民病院（東側）、それから下の方にございますが、泉花岡、城崎通の9カ所でございます。
　コース図の下の枠外をご覧ください。
　変更前のコースの路線長は、14.7キロメートルで左右両回り循環運行し、運行時間は1循環65分で1日10便運行しておりました。
　変更後のところでございます。木曽川庁舎から市民病院まで11．2キロメートル、市民病院から木曽川庁舎まで11.0キロメートルで、バス2台で同じコースを逆向きにピストン運行となります。運行時間は、片道60分で1日1便増えまして11往復運行いたします。1時間に1回停留所に到着しますので、各停留所の発着時間は毎時同分となります。
　運賃は、1乗車100円で小学生未満は今まで無料でしたが、中学生以上を200円に変更します。また、今回の料金改定で身体障害者手帳、療育手帳、精神障害者保健福祉手帳をお持ちの方で、降車時に手帳を提示された方は半額に減免します。障害者の介添えのための付き添いの方も障害者1名に対して1名まで半額とします。
　今年の4月から試験的に名鉄バスが運行しております一宮市内だけですが、名鉄バスとi-バス、生活交通バスが1日600円で乗車できる「一宮お出かけバス手形」というのがございますが、これとは別にコミュニティバス専用の「一日乗車券」を新しく導入いたします。i-バス「一宮コース」「尾西北コース」「尾西南コース」「木曽川・北方コース」と生活交通バス「千秋ふれあいバス」「にこにこふれあいバス」の全線で利用可能な一日乗車券を発行します。販売額は中学生以上500円、小学生は半額の250円です。乗車券で指定の1日のみ利用可能で終日利用といたします。
　次に、社会福祉施設建設補助金として1,800万円ほど計上いたしました。愛知県が市内萩原町の県営西御堂住宅西側の県有地に建設を公募したもので、社会福祉法人愛知慈恵会が特別養護老人ホームを建設するための補助でございます。平成25年度・26年度事業で平成27年1月の開設予定です。施設名称は、西御堂の里「三笠」で定員は特別養護老人ホーム100人、ショートステイ20人、デイサービス25人です。愛知県が貸し付ける敷地面積が約1万平方メートル、鉄筋コンクリート造5階建てです。この西御堂の里が開設しますと市内に有ります特別養護老人ホームは13カ所となります。
　地域密着型サービス施設等整備補助金として1億2,500万円ほど計上いたしました。小規模特別養護老人ホームを社会福祉法人聖会が大和町於保地内に建設するための補助でございます。平成26年4月の開設予定でございます。施設名称は仮称となっておりますが、プチ・プレジールで定員は29人です。小規模特別養護老人ホームは市内で3カ所目となります。
　乳児室整備関係経費として4,500万円ほど計上いたしました。乳児保育の拡充を図るため、新たに一色保育園、西成保育園、黒田西保育園の3園で乳児室の整備を進めます。市内で乳児保育を行っている保育園は今回の3園を含めまして市立保育園で53園中38園、他に私立保育園で14園でございます。
　農山漁村活性化プロジェクト支援交付金として4億8,800万円ほど計上いたしました。萩原町朝宮地内に米粉処理加工施設の建設整備及び新規需要米生産製造連携支援に対する、これは国の補助でございます。事業主体は共和食品の系列会社でエイティエイト株式会社と株式会社デリカ研究所でございます。エイティエイトが施設の整備をし、デリカ研究所がJA愛知西と連携して米粉製品の商品開発を行います。鉄骨耐火構造3階建て約3,000平方メートル、総事業費9億7,550万円の内2分の1の国の補助事業でございます。
　その他尾西地区内を対象としました事業として、尾西プール駐車場修繕費としまして230万円ほど計上いたしました。この駐車場は尾西プールと木曽川の河川敷グランドの利用者が利用しております。今まで、車止めが無く広い平地の為、特に夏の夜間ですが、車両が走行し騒音と防犯の問題が発生しておりました。区画線が消えている状態の為、区画線を引き直して自由に走れないように車止めブロックを設置いたします。
　三岸節子作品購入費としまして1,000万円ほど計上いたしました。1点の作品購入を予定しております。本年度当初予算で2点の作品購入を計上いたしました。旧尾西市から引きついだ「ふるさとづくり事業基金」で充当をいたします。平成25年度の取崩予定額は含めまして2,450万円ほどで、基金残高は4，000万円ほどとなります。美術館が所蔵する三岸節子氏の作品は、今回購入する1点を含めて64点でございます。
　以上で、6月定例議会の報告についての説明とさせていただきます。

【吉田会長】
　平成25年度予算について、尾西地区に関する予算として説明していただきました。それについて、何かありましたらご発言ください。

【橋本委員】
　説明していただいたi-バスの件ですが、私の妻が通院して市民病院でお世話になっております。それで、こちらの方から市民病院へi-バスが確か繋がっていないのですが。

【尾西事務所長】
　例えば篭屋からですと名鉄バスで一宮駅まで行かれて、そこでi-バスか名鉄バスで一宮市民病院へ行っていただく。

【橋本委員】
　このi-バスが利用できると都合がいいと思うんです。

【尾西事務所長】
　篭屋ですと一番早いのは名鉄バスです。ただ、篭屋のところを通っておりますi-バスの尾西北コースですと、ぐるっと回って一宮西病院とか尾西記念病院です。それ以外になると篭屋では、やはり名鉄バスで一宮へ行っていただいて、それで一宮駅でi-バスに乗っていただく方法かなと思います。

【橋本委員】
　1日仕事になってしまいますね。

【尾西事務所長】
　1日乗車券もございますので。

【吉田会長】
　他によろしいですか。

【橋本委員】
　今の説明とは、ちょっと違うんですが昨日広報を見さしてもらいまして、中学生の海外派遣について、これを見直すというような内容がありました。私どものクラブでも正直言いますと派遣計画をしているのですけども、あれは結局どういう結論になった訳ですか。今まではニュージ―ランドだったんですが。

【谷市長】
　ニュージーランドも一時はやっていましたけど、今は中国だけでやっています。合併後は、中国とニュージーランドの両方やっていましたが、結局ホームスティを受けること自体がニュージーランドの方で困難になったという事情もあり、同じまちで違うところへ行っても、いかがなものかということがあって、中国に一本化しようということになった。

【橋本委員】
　それを今度見直される訳ですか。

【谷市長】
　今まで中国へ行っていたのを、中国をやめてイタリアへということです。

【橋本委員】
　今までクラブでは、中国をはずしているんです。それで来月ですが、女の子を一人海外へ派遣をするんですけども、市でやってみえるのは、中国だけを対象にやってみえた訳ですね。

【谷市長】
　そうです。

【橋本委員】
　勿論、受け入れもありますね。

【谷市長】
　市として受入れるという事業はないです。受入れはロータリークラブとかライオンズクラブさんがやっていらっしゃるので、市として受け入れるということはないです。

【吉田会長】
　ほかに何かありますか。せっかく市長さんも出席していただいておりますから、市に対する他のことでもいいですから、ありましたら発言してください。

【谷市長】
　今、道路の方も新一宮尾西線あるいは北尾張中央道、それから木曽川玉野線も順調に計画通り進んでおりますので、まもなくかなり便利になると思います。

【吉田会長】
　お墓の移転ができ工事を進めておられ、それができるとありがたいですね。一番良いのは、新一宮尾西線ができると、三条小学校の前の道路が朝・晩の交通量が非常に多いんです。向こうにできますと、私の方から名古屋へ行くにも南に出まして、今はもう通れますので名古屋に行くのも非常に速いですね。名古屋市内の人よりか、名古屋の中心部に行くには、この一宮、尾西の人の方が速いんです。JRの快速ですと10分で名古屋駅まで行きますし、非常に便利になりました。市長さんが、先ほどおっしゃったように一宮の土地が評価されて、地価が上がってくるということは良いことで、さっき言われたi-ビルの関係があるんじゃないかと思います。
　名古屋駅にリニア新幹線が、あと10年ぐらいで来るということで、駅の辺りが建設ラッシュとなっており、ああいった目に付くものとか道路が良くなって来ると、その地域が発展して来るんじゃないかと思って楽しみにしておるんです。また、新庁舎ができますと真清田神社も価値観が、ちょっと変わってくると思います。期待をしておりますので、それまではしっかりと健康でいたいと思っております。
　それでは質問もないようですので、これで尾西地域審議会を終わります。

（午前10時30分閉会）