一宮市自治基本条例とその説明 前文

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ページID 1003218  更新日 2016年1月29日 印刷 

前文

 わたしたちのまち一宮市は、濃尾平野の中央部に位置し、木曽川をはじめとする豊かな自然に恵まれ、「尾張の国の『一の宮』」であった真清田神社門前町として、平安時代の昔から栄えてきました。そして、先人のたゆまぬ努力により、繊維のまちとしてより一層の発展を遂げ、尾張西部の中心的都市となっています。
 この一宮市に住み、学び、働くわたしたちは、先人が築き上げてきた誇りある一宮市を受け継ぎ、さらに住みよいまちとするため、地域・年齢・性別などを問わず、力を合わせていくことが必要です。地域主権の進展や少子・高齢化の進行、公益的市民活動の活発化といった時代背景の中、市民・議会・執行機関の新たな協働関係を構築するとともに、市民一人一人の主体性を大切にしながら、市民もまちづくりを担い、かつ、責任も負うということを基本理念とし、未来に向けた新しいまちづくりを推進しなければなりません。
 わたしたちは、一宮市民憲章に掲げられた住みよい一宮市を実現するため、ここに、まちづくりの原則と仕組みを定める一宮市自治基本条例を制定します。

説明

 前文は、この条例を制定するに当たっての基本的な認識や決意等を明らかにし、この条例全般にわたる解釈・運用のよりどころとなるものです。

  • 第1段落は、本市の歴史・文化・地理的な状況を踏まえ、一宮の名前の由来、木曽川及び繊維産業について述べています。
  • 第2段落は、この条例を制定する背景として、地域主権を進展させるために自己決定・自己責任に基づく自治体の自立的運営が強く求められていることや、本格的な少子高齢社会などにより、改めて地域社会のあり方に市民の関心が向かいつつあり、また、地域を支える市民活動も活発に行われていることなどを挙げ、新しいまちづくりの基本的理念として、「市民・議会・執行機関の新たな協働関係」によりまちづくりに取り組む決意と、「市民一人一人の主体性を大切にしながら、市民もまちづくりを担い、かつ、責任も負う」決意を明らかにしています。
  • 最後の段落は、一宮市民憲章に掲げられた精神を尊重したまちづくりを行うためにこの条例を制定することを述べ、本則へとつなぐ役割を果たしています。また、この条例には「まちづくりの原則と仕組み」が定められていることを述べ、この条例全体が、一宮市における「市民による自治」を実現するための指針となっていることを表しています。

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電話:0586-28-8952 ファクス:0586-73-9128
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