親の介護で会社を辞めないために～今からできることを考えよう～　開催報告

平成29年3月4日（土曜日）、オリナス一宮において介護離職をテーマにしたセミナーを開催しました。40名の方にご参加いただきました。

日時：　3月4日（土曜日）午後2時～4時
会場：　オリナス一宮
対象：　市内在住・在勤・在学の方
内容：　仕事と介護を両立しながら働き続けられるよう、今からできる準備・心構え、把握しておくとよい介護に関する情報について知る。
講師：　太田差惠子さん（介護・暮らしジャーナリスト、NPO法人パオッコ理事長）

今回は、介護・暮らしジャーナリストとしてご活躍の太田差惠子先生に、「仕事と介護の両立」、「介護とお金」等の視点からご講演をいただきました。入浴・排泄・食事等に関する支援だけが介護ではなく、親が気持ちよく介護を受けられるようにマネジメント（親の状況把握、自分の代わりに支援や介護を行う人を探すこと、契約行為（決断）の代行、財産管理等）を行うことも大事な介護の1つの形であること、また、親の介護をひとりで抱え込もうとせず、サービスの情報収集に力を入れ、「人」に頼ることも時には大切とお話くださいました。

参加者の声（セミナー終了後のアンケートより）

• 私の介護を本人は迷惑をかけたくないと思うからか、あまり受け付けてくれず、ヘルパーに頼っている自分を責めていましたが、マネジメントも大切な介護の1つなんだと思えば、今のままでも良いんだなと、前向きな気持ちになれました。（40代）
• 親との対話を日頃からしておくべきと思った。（40代）
• 自分の体験、実行してきたことが、間違ってはいなかったと少し安心しました。（50代）