一宮市行財政改革大綱 平成23年度実施状況について
ページID 1003872 更新日 2016年1月26日 印刷
本市では、平成22年度から平成26年度までを計画期間とする行財政改革大綱を平成22年8月に策定し、具体的取組計画である「第2期集中改革プラン」に基づいて行財政改革を推進しています。この改革プランは毎年度の進捗状況を公表するとともに、計画の見直しや追加を行います。
平成23年度実施状況の概要
平成23年度は65項目の取組を行い、その他9項目について平成24年度以降の実施に向けての検討を行いました。
それぞれの取組について改革プラン策定前(平成21年度)と平成23年度を比較すると、取組による歳入の増加額は988百万円、歳出の削減額は1,489百万円となり、合計で2,477百万円の財政効果が得られました。なお、平成26年度までの5年間の財政効果額の見込みは、歳入増加額3,398百万円、歳出削減額6,342百万円、合計9,740百万円です。
歳入増加額 | 歳出削減額 | 効果額合計 | |
---|---|---|---|
平成23年度の財政効果額 | 987,876千円 | 1,489,333千円 | 2,477,209千円 |
計画期間全体の財政効果額 (見込み) |
3,397,915千円 | 6,341,945千円 | 9,739,860千円 |
平成23年度に行った主な取組は以下のとおりです。
1 「質の改革」(=サービスの向上)を目的とするもの
- 公共交通の利便性を高めるため、一宮市公共交通計画を策定した。
- 住民基本台帳カードを利用したコンビニエンスストアでの証明書交付の導入を決定した。
- 中学生の通院医療費への助成を実施し、子育て世帯の経済的負担を軽減した。
- 特別保育(乳児保育、障害児保育)の受入定員を拡大し、多様な保育ニーズに応えられるようにした。
- 水洗便所改造資金融資あっせん利子補給制度の取扱金融機関を拡大した。(2行から3行へ)
2 人件費の適正化を目的とするもの
- 行政ニーズに対応するため、行政職、保育士、消防職及び医療職を増員し、労務職を減員した。
3 健全な財政基盤の確立を目的とするもの
- 事業所税の課税額が通年化した。
- 債権回収特別対策室で滞納債権を集中管理し、収納率の向上に努めた。
- 愛知県西尾張地方税滞納整理機構に参加し、滞納税額の縮減に努めた。
- 総合体育館にネーミングライツを導入した。
- 総合体育館の飲料水自動販売機及び喫茶コーナーの設置に係る賃貸料を入札により決定した。
- 公共工事のコスト縮減対策に関する新たな行動計画を策定し、効率的な公共工事の執行に努めた。
- 合併処理浄化槽設置が義務付られている建築への補助を廃止した。
- 競輪場臨時従事員47人の削減を行った。
- 2系統に分かれていた汚水処理施設を統合し、1系統分の経費を削減した。
- 市が出資する外郭団体の経営状況を市ウェブサイトで公開した。
- (財)一宮地域職業訓練センター管理公社を解散した。
4 民間活力の導入を目的とするもの
- 市立保育園3園で給食調理業務を民間委託した。
- 収集車2台分のごみ収集業務を民間委託した。
- PFI方式によるリサイクルセンターの建設工事を開始した。
- PFI方式による斎場の管理運営を開始した。
- 大野極楽寺公園、光明寺公園に公募による指定管理者制度を導入した。
- 地域の特性を活かした活動を行うため、地域づくり協議会を5連区に設置した。
5 行政組織の強化を目的とするもの
- 保育士の資質向上のため、保育所運営支援に退職保育士を活用した。
取組の追加
平成24年度以降に実施する取組6項目を追加しました。
- 子ども医療費助成(小中学生)の現物給付化
- 焼却施設基幹的設備改良工事の実施
- (財)一宮市ききょう会館管理公社の解散
- (財)一宮スポーツ文化センターの解散
- 指定管理者制度の導入(一宮スポーツ文化センター、一宮市スケート場)
- 無作為選出による市民参加制度の導入
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