一宮市行財政改革大綱 平成22年度-26年度実施状況について

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ページID 1005713  更新日 2018年10月26日 印刷 

 本市では、平成22年度から平成26年度までを計画期間とする行財政改革大綱を平成22年8月に策定し、具体的取組計画である「第2期集中改革プラン」に基づいて行財政改革を推進してきました。平成26年度をもって計画期間が終了しましたので、5年間の取組結果を取りまとめました。

平成22年度-26年度実施状況の概要

 行財政改革大綱(平成22年度-26年度)では、85項目の取組を行いました。それぞれの取組についてプラン策定前(おおむね平成21年度)と比較すると、取組による5年間の歳入増加額は3,933,419千円、歳出削減額は7,786,155千円となり、合計で11,719,574千円の財政効果が得られました。

計画期間(平成22年度-26年度)全体の財政効果額

  • 歳入増加額:3,933,419千円
  • 歳出削減額:7,786,155千円
  • 効果額合計:11,719,574千円

5年間に行った主な取組は以下のとおりです。

1 「質の改革」(=サービスの向上)を目的とするもの

  • 住民参加型のまちづくりを目指した自治基本条例を策定し、平成23年1月1日から施行した。(平成22年度事業費:451千円)
  • 一宮駅周辺の歩行者や自転車などの安全・快適な空間を確保するため、順次8カ所の駐輪場をオープンした。(平成24年度事業費:62,104千円)
  • 新庁舎の市民課に総合窓口を設置し、ライフイベントに伴う住民登録等の異動手続きを総合的に案内するとともに、情報の連携により帳票記載を簡素化した。
  • 18歳未満及び精神障害者保健福祉手帳1級又は2級の被保険者の国民健康保険税を減免し、経済的負担を軽減した。(平成22-26年度事業費:275,628千円、対象者:32,705人)
  • 精神障害者の通院医療費(保険診療分自己負担額)の助成を実施し、経済的負担を軽減した。(平成22-26年度事業費:390,883千円、対象者:5,017人)
  • 中学生の通院医療費への助成を実施し、子育て世帯の経済的負担を軽減した。(平成23-26年度事業費:389,310千円、対象者:35,268人)
  • 小中学生の子ども医療費の助成方法を、市内の医療機関のみ償還払いから現物給付に変更した。(平成24-26年度対象者:93,701人)
  • 障害者基幹相談支援センターを設置し、障害者を取り巻くさまざまな問題に対し、迅速かつ適切に対応した。(平成25-26年度事業費:33,424千円、相談:2,625件、虐待対応:72件)
  • 特別保育(乳児保育、障害児保育)の受け入れ定員を拡大した。特に障害児保育については公立全ての53園で実施し、定員を撤廃して多様な保育ニーズに応えられるようにした。(平成22-26年度延在籍児童数:乳児9,484人、障害児913人)
  • 中央図書館のオープンに伴い、ICTを活用したシステムを導入した。

2 人件費の適正化を目的とするもの

  • 行政ニーズに対応するため、保育士、消防職及び医療職を増員し、行政職、労務職を減員した。行政職:37人減少(1,343人→1,306人)、労務職:92人減少(357人→265人)、保育士:61人増加(488人→549人)、消防職:18人増加(368人→386人)、医療職:200人増加(885人→1,085人)
  • 地域手当の支給率を10%から3%に引き下げた。(平成22-26年度歳出削減効果額:4,000,000千円)

3 健全な財政基盤の確立を目的とするもの

  • 事業所税の課税を開始した。(平成22-26年度歳入効果額:3,396,205千円)
  • 滞納債権を集中管理するため、債権回収特別対策室を設け、収納率の向上に努めた。(平成22-26年度歳入効果額:132,183千円)
  • 愛知県西尾張地方税滞納整理機構に参加し、滞納税額の縮減に努めた。(平成23-26年度歳入効果額:333,960千円)
  • 公共工事のコスト縮減対策に関する行動計画に基づき効率的な公共工事の執行に努めた。(平成23-26年度歳出削減効果額:1,568,821千円)
  • 維持管理費用を削減するため、尾西清掃事業所を閉鎖し、処理業務を環境センターへ移行した。(平成25-26年度歳出削減効果額:56,098千円)
  • 維持管理費用を削減するため、第2衛生処理場を閉鎖し、処理業務を第1衛生処理場へ移行した。(平成25-26年度歳出削減効果額:92,474千円)
  • 競輪場臨時従事員の削減と一時金支給日数の削減を行った。併せて賃借していた土地を返還した。(平成22-26年度臨時従事員歳出削減効果額:439,295千円)
  • 市民病院の救命救急センター開設、県立循環器呼吸器病センターとの統合など、高度医療の提供と収支黒字化を目指した病院事業改革を進めた。
  • 2系統に分かれていた汚水処理施設を統合し、1系統分の経費を削減した。(平成23-26年度歳出削減効果額:313,850千円)

4 民間活力の導入を目的とするもの

  • 市立保育園9園で給食調理業務を民間委託した。(平成22-26年度歳出削減効果額:297,408千円)
  • 「水道お客さまセンター」を開設し、水道料金等の検針、水道等の使用開始・中止の届出、窓口業務等を民間委託した。(平成22-26年度歳出削減効果額:34,938千円)
  • PFI方式によるリサイクルセンターの建設工事、斎場の管理運営を開始した。
  • 大野極楽寺公園、光明寺公園、一宮スポーツ文化センター、一宮市スケート場及び一宮市総合体育館に公募による指定管理者制度を導入した。(平成23-26年度5施設歳出削減効果額:22,543千円)
  • 地域の特性を活かした活動を行うため、地域づくり協議会を設置した。

5 行政組織の強化を目的とするもの

  • 政策形成能力の向上を図るため、各階層の職員に研修を行った。
  • 保育士の資質向上のため、保育所運営支援に退職保育士を活用した。

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