一宮市行財政改革大綱 平成27年度実施状況について

　本市では、平成27年度から平成29年度までを計画期間とする行財政改革大綱を平成27年10月に策定し、具体的取組計画である「第3期集中改革プラン」に基づいて行財政改革を推進しています。この改革プランは毎年度の進捗状況を公表するとともに、計画の見直しや追加を行います。

• 平成27年度実施状況の詳細 （PDF 1.1MB）

平成27年度実施状況の概要

　平成27年度は33項目の取組を行い、その他15項目については平成28年度以降に取り組む予定です。
　それぞれの取組について改革プラン策定前（平成26年度）と平成27年度を比較すると、取組による歳入の増加額は4,392万5千円、歳出の削減額は1億1,863万2千円となり、合計で1億6,255万7千円の財政効果が得られました。なお、平成29年度までの3年間の財政効果額の見込みは、歳入増加額6,331万3千円、歳出削減額5億7,229万5千円、合計6億3,560万8千円です。

平成27年度実施状況　詳細

	歳入増加額	歳出削減額	効果額合計
平成27年度の財政効果額	4,392万5千円	1億1,863万2千円	1億6,255万7千円
計画期間全体の財政効果額 （見込み）	6,331万3千円	5億7,229万5千円	6億3,560万8千円

平成27年度に行った主な取組は以下のとおりです。

デジタル市役所の推進

• 平成28年2月にウェブサイト更新システム（CMS）を導入し、市ウェブサイトをリニューアルした。
• すべてのオンライン手続の入口となるポータルサイトを、市ウェブサイトとともにリニューアルした。

財産(資産)の適正管理

• 浅井・西成消防出張所統合庁舎開所に向けて設計・造成工事・用地購入を実施した。

人材の育成・活用と効率的な組織運営の推進

• 退職保育士3人が園長や保育士を訪問指導し、保育園運営支援を行った。
• 各課（公所）において設置する審議会等の会議の設置及び運営に関する基準を明らかにするため、「一宮市審議会等の設置及び運営に関する指針」を制定し、合わせて所管課による点検を行い、既設置の会議の状況を把握した。

健全な財政運営の推進

• 平成27年12月から、ふるさと納税の寄附者に対する地元特産品等の贈呈やクレジットカード納付を導入し、寄附の促進とともに市の魅力や地元特産品のPRを図った。
• 平成27年度分から74施設の電力を特定規模電気事業者(PPS)から一般競争入札で調達した。
• 調理員の平成26年度末退職者3人の補充を行わず、新たに市立保育園給食調理業務で1園の委託を追加した。

市民等との協働による地域力の活用

• 平成27年4月に神山、富士、大和町の3連区で地域づくり協議会を設置した。

取組の追加

　平成27年度以降に実施する取組8項目を追加しました。

• フリーWi-Fi（無料公衆無線LAN）の整備
• テレビ電話による通訳サービスの導入
• マイナンバーカード交付WEB予約システムの導入
• 一宮市子育て支援サイト再構築・一宮市子育て支援アプリ構築業務
• こども家庭相談システム構築・運用
• 公金納付方法の多様化への対応
• 木曽川文化会館ネーミングライツ事業
• 財政調整基金現在高の水準維持