一宮市行財政改革大綱 令和4年度実施状況について
ページID 1059067 更新日 2023年12月19日 印刷
本市では、令和3年度から5年度までの3年間を計画期間とする行財政改革大綱を令和3年3月に策定し、具体的な取組計画に基づいて、行財政改革を進めています。取組の状況は毎年度公表し、計画の見直しや追加を行います。
令和4年度実施状況の概要
令和4年度は47事業を行い、その他4事業については令和5年度以降に取り組む予定です。
それぞれの取組について、行財政改革大綱策定前(令和2年度)と令和4年度を比較すると、取組による歳入の増加額は2,208万3千円、歳出の削減額は3,399万7千円となり、合計で5,608万円の財政効果が得られました。なお、令和5年度までの3年間の財政効果額の見込みは、歳入増加額1億5,201万6千円、歳出削減額8,793万5千円、合計2億3,995万1千円です。
また、長期的な取組として、市単独公共下水道(西部処理区)を県流域下水道へ編入(令和8年度に合流区域、令和13年度に分流区域を接続予定)することにより、約200億円(上下水道部による算定)の建設費削減が見込まれます。
令和3年度 |
令和4年度 |
令和5年度 |
合計 |
|
---|---|---|---|---|
歳入増加額 |
343万3千円 |
2,208万3千円 |
1億2,650万0千円 |
1億5,201万6千円 |
歳出削減額 |
2,935万2千円 |
3,399万7千円 |
2,458万6千円 |
8,793万5千円 |
合計 |
3,278万5千円 |
5,608万0千円 |
1億5,108万6千円 |
2億3,995万1千円 |
令和4年度に行った主な取組は以下のとおりです。
1 人に優しいデジタル化の推進
- 行政手続のオンライン化の推進
- RPAによる業務の負荷軽減・効率化
- 市・県民税申告受付の完全予約制の実施
- 窓口手数料等のキャッシュレス決済の拡大
- 上下水道料金のスマートフォン決済による納付の導入
- 消防活動におけるスマートフォンの映像利用
- GIGAスクール構想の推進
2 財政・資産の改革
- 働く婦人の家の廃止と跡地施設の有効利用
- 学校給食調理業務の民間委託の推進(令和4年度効果額1,977万円)
- 搬入ごみ受入処理業務の民間委託の推進(令和4年度効果額1,422万7千円)
- 民間活力を活用した公立保育園の施設整備
- 事業所税の経過措置減免の減免割合の逓減(令和4年度効果額1,900万円)
- ふるさと納税による動物愛護事業の寄附募集(令和4年度効果額308万3千円)
3 人材・組織の改革
- 組織・機構の見直し
- 保健所と保健センターによる総合的な保健衛生サービスの提供
- 福祉総合相談室の設置
- 消防救急課の創設及び本部救急隊の発足
- 高度救助隊の編成と運用
- 産業廃棄物処理施設の設置に係る紛争予防
4 官民連携・コミュニティ力の強化
- 官民連携による一宮駅周辺の新たなまちづくり
- 地域づくり協議会の設置・運営と交付金の見直し
- 地域住民等との協働によるおでかけ広場の充実
新たな取組の追加
新たに実施する事業を追加しました。
- スマート窓口(書かない窓口)の導入
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