基金を活用した債券投資を通じて持続可能な社会の形成に貢献します
ページID 1064621 更新日 2024年12月25日 印刷
~環境やインフラ整備などへの投資を行います~
一宮市は、基金を安全で確実かつ効率的に運用するため、長期運用が可能な基金の一部で債券を購入しています。
近年、ESG投資が拡大する中、投資家がESG債券を積極的に購入し「投資表明」を行う動きが広まっています。一宮市においても安全性や流動性に配慮しながら、ESG債券を購入し「投資表明」を行うことで、持続可能な社会づくりへの貢献を広く発信します。
ESG債券とは
調達資金が、環境対応(Environment)・社会貢献(Social)・企業統治(Governance)に貢献する事業に充当される債券です。この債券により調達された資金は事業への充当を通じて国連の持続可能な開発目標(SDGs)の達成に貢献するものです。
投資表明とは
投資家(債券購入団体)がSDGsを推進する取り組みとしてESG債券の購入を行うことで、持続可能な社会の形成に寄与し、社会的使命・役割を果たしていくことを対外的に公表することです。
一宮市が基金で購入したESG債券
名古屋高速道路公社債
愛知県・名古屋市折半保証 第182回 名古屋高速道路債券
ソーシャルボンド(社会貢献債)
発行日 2024年12月25日
年 限 2年
購入額 3億円
本債券の発行により調達された資金は、高速道路の新設・改築および維持・管理に充当され、名古屋高速道路公社が行う「高速道路の新規建設・改良工事」「高速道路の維持管理及び長寿命化対策」などの事業を通じて、「経済活動の広域化・交流人口の拡大」「巨大地震リスクの高まりと気象災害の激甚化」などの社会的課題の解決に貢献しています。また、これらの取り組みは国連の持続可能な開発目標(SDGs)にも合致するものです。
名古屋高速道路公社は、地方道路公社法に基づく全国第1号の道路公社として愛知県・名古屋市により設立された特別法人で、名古屋市及びその周辺地域において、都市高速道路である名古屋高速道路の建設・管理を行っています。
一宮市は、近年、地場産生地「尾州」のブランド力の強化に力を入れるとともに、企業の誘致により産業の複合化を図っています。市内には高速道路の9つのインターチェンジと一宮ジャンクションがあり、東西の大動脈である東名・名神高速道路と、太平洋側と日本海側をつなぐ東海北陸自動車道の結節点として愛知県西部の中核都市として大きな役割を担っています。とりわけ、一宮市にとって、名古屋高速道路は、名古屋市中心部と直結する16号一宮線があり市民生活と強い結び付きがあります。そして、建設が予定される名岐道路は、名神高速道路や国道22号の渋滞対策の解消に向け重要な交通インフラとして大きな期待が寄せられます。
一宮市の発展に欠かすことのできない名古屋高速道路公社の事業内容と本債券の発行主旨を受け、保有する基金の一部を活用し、投資を行うこととしました。
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