感染症予防には安全な水道水をお使いください

アルコールと手洗い　どちらが有効？

消毒効果の違い

ウイルスの種類	アルコール	せっけん ハンドソープ
新型コロナウイルス インフルエンザウイルス	○ ウイルスが死滅	○ ウイルスが死滅
アデノウイルス ノロウイルス ロタウイルス サポウイルス	× 効きにくい	○ ウイルスが死滅

新型コロナ、インフルエンザ感染症予防について

　新型コロナウイルス、インフルエンザウイルスなどは、一般的にアルコール消毒や塩素による消毒が効果的とされています。
　塩素消毒されている水道水での水洗いには一定の効果はありますが、せっけんなどを使いながら流水で洗い流すことでさらに効果が上がります。

感染性胃腸炎や咽頭結膜熱の予防にも、水道水で手洗いを

感染性胃腸炎ウイルスや咽頭結膜熱ウイルスには、アルコール消毒は効きにくい

　新型コロナ、インフルエンザ感染症とは別に、毎年秋から冬にかけては感染性胃腸炎が流行します。また、令和5年の夏以降、例年にない規模で咽頭結膜熱が流行しています。
　感染性胃腸炎の原因となるノロウイルス等や、咽頭結膜熱の原因となるアデノウイルスには、アルコール消毒だけでは十分な消毒効果を得られないため、これらの感染症を予防できません。
　手指に付着したウイルスを除去するのに最も有効な方法は手洗いです。せっけんなどを使用してもみ洗いをするとウイルス量がおよそ10,000分の1になるとも言われています。せっけんなどを使用し30秒以上かけてもみ洗いし、水道水の流水でしっかり洗い流しましょう。

水道水は安全です

　みなさまのご家庭でお使いの水道水は、市上下水道部が適切な塩素消毒を行い水質基準に適合した安全な水道水です。
　身近で安全な水道水で手洗いを行い、蛇口からの流水でウイルスをしっかり洗い落として感染症を予防しましょう。